PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.2 (伝送路二重化機能編) (Linux版) |
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第3章 導入 | > 3.6 オプション機能の設定 |
GS連携方式を運用する上で、通信相手となるホストと通信が可能かどうかを監視する機能を設定します。
監視先の設定には、hanetobserv createコマンドを使用します。設定方法については“7.13 hanetobservコマンド”を参照してください。
監視パラメタの設定には、hanetobserv paramコマンドを使用します。設定方法については、“7.13 hanetobservコマンド”を参照してください。
また、自システムがクラスタシステム上で運用されている場合には、GSシステム(通信相手)が停止した際にノード切替が発生します。この時、hanetobservコマンドにより定義されたすべての監視先から応答がない場合、自システムのNICが故障したと判断しノード切替を行いますが、GSシステム(通信相手)がすべて停止した場合についてもすべての監視先が応答を返さなくなり、不要な切替が発生します。このため、運用ノードと待機ノードの双方で、互いに監視を行うことで、すべての相手システムが停止した場合に誤ってノード切替が発生しないようにすることができます。
クラスタ運用時にはhanetobservコマンドで運用ノード、待機ノードの双方で、互いに監視を行うよう設定してください。なお、その場合には、運用ノード、待機ノードの双方で相手ノードを認識させるために、仮想IPアドレスには引継ぎIPアドレスを指定します。
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