PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.2 (伝送路二重化機能編) (Linux版)
|
目次
索引

|
2.4.2 高速切替方式による二重化運用時の留意事項
- 高速切替方式による二重化運用を行う各々のシステム上で、伝送路二重化機能が動作している必要が有ります。
- 高速切替方式では、冗長化した伝送路に対して1つの仮想ネットワークを構築するため、この仮想ネットワークに対する新たなネットワーク番号またはサブネットワーク番号が必要となります。
- 1つのネットワーク上に接続可能なNICのインタフェースは1つのみです。複数のインタフェースを同一ネットワーク上に接続することはできません。
- 冗長化するNICは、どのように組み合わせることも可能ですが、伝送性能が異なる組み合わせでは、伝送性能が低い方のNICによって通信性能が抑えられます。したがって、同種のNICを組み合わせて冗長化することを推奨します。
- 高速切替方式では、専用のイーサネットフレームを使用するため、VLAN(バーチャルLAN)運用の場合、VLANの設定によっては通信できない場合があります。この場合はVLANの利用を止めるか、または任意のイーサネットフレームが使用可能となるようVLANの設定を変更してください。
All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2007