PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.2 (伝送路二重化機能編) (Linux版)
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第2章 機能> 2.2 オプション機能

2.2.10 物理インタフェースの動的追加/削除/切替え

高速切替方式、およびGS連携方式において、束ねられた物理インタフェースを仮想インタフェースが活性化されたままの状態(動的)で追加/削除する事ができます。動的追加/削除は、hanetnicコマンドにより行います。詳細は“7.9 hanetnicコマンド”を参照してください。
図2.34に物理インタフェースの動的追加/削除コマンド実行時の動作概要図を示します。
なお、物理インタフェースの動的追加/削除コマンドには以下の2つのモードが存在します。

一時的な追加/削除
構成情報ファイルを編集せずに束ねる物理インタフェースを操作します。従って、マシンのリブート等の操作により自動的に元の状態に戻ります。なお、物理インタフェースの一時的な追加は、物理インタフェースを一時的に削除した場合にのみ行うことができます。
恒常的な追加/削除
構成情報ファイルを編集します。従って、マシンのリブート等の操作後も変更が反映されています。なお、仮想インタフェースがクラスタリソースへ登録されている場合には、恒常的削除を実行することはできません。

[図2.34 物理インタフェースの動的追加/削除機能概要]

NIC切替方式において、現用インタフェースが活性化されたままの状態(動的)で待機物理インタフェースを使用するように手動で変更する事ができます。図2.35に物理インタフェースの切替えコマンド実行時の動作概要図を示します。

[図2.35 物理インタフェースの動的切替え機能概要]


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