NETSTAGE/Zt 説明書
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5.2 定義文の記述形式
本節では、通信環境定義の各定義文の記述形式について説明します。
■記述形式

◆定義名
自ホストシステム名、相手ホストシステム名、ゲートウェイ制御情報名、ゲートウェイ起動パラメタ名、自側IPアドレス名、通信相手先システム名、自側固定IPアドレス名、相手通信資源名、自通信資源名またはプロセスグループ名を記述します。
◆オペランド
オペランドは、次の形式で記述します。指定可能なオペランド名と値については、各定義文の説明を参照してください。

■注意事項
- 各定義ファイル内の定義名は通信環境定義内で重複しないように指定します。
■一般記述規則
以下に、通信環境定義の定義文の一般記述規則について示します。
- 一つの定義文は、1行で記述します。1行とは、ファイルの先頭または改行文字(\n)の次の文字から、次の改行文字までです。
- 一つの定義文を複数行で記述する場合は、改行記号の直前に継続記号(\)を記述してください。
例:継続行の例を示します。

一つの定義文を複数行で記述する場合は、途中に空行やコメント行を記述することはできません。
- 1カラム目に*を記述した行をコメント行とします。コメント行では、継続記号は無効となります。
例:コメント行の例を示します。

- 改行記号のみ、あるいは、1個以上の空白からなる行を空行とします。空行は、単一の行から構成されます。
- 定義名は1カラム目から記述します。
- オペランドの=の前後には、空白およびタブ文字は記述できません。
- 定義名とオペランドの間およびオペランドとオペランドの間には、一つ以上の空白またはタブ文字を記述してください。
定義名およびオペランドの値として記述できる文字は、各定義文で特に制限がない場合は、以下のASCIIコード系の文字となります。

- 定義名およびネットワーク資源識別子は英小文字、数字、#、@で構成され、先頭に数字は記述できません。
- IPアドレスはピリオドを含む15けた以内の10進数で指定します。
IPアドレスとして記述できる文字は、以下のASCIIコード系の文字となります。

- ドメイン名は255文字以内で指定します。
ドメイン名として記述できる文字は、以下のASCIIコード系の文字となります。

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