NETSTAGE/Zt 説明書
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第4章 運用> 4.2 保守手順

4.2.3 プロセスダウン時の注意事項

NETSTAGE/Ztのプロセス空間がダウンした場合の注意事項について説明します。

なお、共有メモリ、セマフォのロックファイルが格納されているディレクトリは、システムにより異なります(デフォルトは/dev/shm)。

共有メモリのファイル名は、以下のとおりです。

■管理デーモン

管理デーモンダウン時は、以下のメッセージが出力されます。

エラー: 22007: The management daemon is down. The internal code is (xxxx).

このメッセージが出力されない場合もあるため、/bin/ps -ef |grep egwコマンドを実行して以下のプロセスが動作しているか確認してください。

− egwmngd

管理デーモンがダウンした場合は、以下の操作によりNETSTAGE/Ztを再起動してください。

  1. gcoreコマンドによりすべてのNETSTAGE/Ztのcoreを採取します。
    システム運用中にgcoreコマンドを使用してcoreを採取する場合、システムの負荷が上がります。
  2. 共有メモリを任意の作業用ディレクトリに複写します。
  3. egwstop -fコマンドによりNETSTAGE/Ztを強制停止します。
  4. 共有メモリおよびセマフォのロックファイルが残っている場合は、削除します。
  5. egwstartコマンドによりNETSTAGE/Ztを起動します。

■通信制御プロセス

通信制御プロセスがダウンした場合、以下のメッセージが出力されます。

 エラー: 22006: The process (%s) is down. The internal code is (xxxx).

通信制御プロセスがダウンした場合、システムが自動的に通信制御プロセスを再起動します。


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