NETSTAGE/Zt 説明書 |
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第4章 運用 | > 4.2 保守手順 | > 4.2.2 運用異常発生時の対処 |
NETSTAGE/Ztに何らかの異常が発生した場合、その原因を調査するための資料を、以下に示します。トラブルが発生した場合には、これらの調査資料を採取し、富士通技術員に連絡してください。
/var/opt/FJSVegw/sys/.curconf配下のファイルすべて
/var/opt/FJSVegw/配下のファイルすべて
先頭が "." で始まるシステム用ファイルも含め、すべて採取してください。
/var/log/messagesファイル
システムの設定により、上記ディレクトリと異なるディレクトリに変更した場合には、変更後のディレクトリ配下のファイルを採取してください。
プロセスが異常終了した場合は、出力されたcoreを採取してください。
/var/opt/FJSVegw/lib配下のcoreファイル
/var/opt/FJSVegw/exec配下のディレクトリ内のcoreファイル
/var/opt/FJSVegw/core_out配下のファイルすべて
システムハング、原因不明なエラー発生など調査困難な場合は、gcoreコマンドを使用して、egwで始まる、NETSTAGE/Ztに関するすべてのプロセス(管理デーモンプロセス、通信プロセス、着呼プロセス、コマンドプロセス)のcoreを採取してください。
実行中コマンドのコマンドプロセスのcoreを採取する場合は、そのコマンドプロセスだけでなく子プロセスについてもcoreを採取してください。子プロセスを含む実行中のコマンドプロセスは、/bin/ps -ef で実行中のプロセス(一覧)を表示し、その中から、egwxxxxのコマンド名の実行中プロセスを確認してください。
なお、coreの採取時には、各プロセスのデーモンプログラム、コマンドなどのバイナリファイルも採取してください。
システム運用中にgcoreコマンドを使用してcoreを採取する場合、システムの負荷が上がるため、通信の遅延が発生することがあります。
/dev/shm/EGWEONF_SHMMEM1
/dev/shm/EGWEONF_SHMMEM2
システムの設定により、/dev/shm以外のディレクトリに変更している場合は、変更後のディレクトリ配下のファイルを採取してください。
/var/opt/FJSVegw/lock配下のファイルすべてを採取してください。
コマンドを実行したコンソールログを採取してください。
sysctl -aコマンドを使用して、カストマイズしたシステム資源の情報を表示し、採取してください。
/bin/ps -efコマンドを実行して、トラブル発生時のプロセス情報を採取してください。
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