NETSTAGE/Ft説明書
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付録A NETSTAGE/Ftの通信環境定義例> A.1 基本的な通信形態の定義例

A.1.3 通信制御サービスV6.0の定義例

通信制御サービスV6.0を使った端末の定義例(Windows 2000/Windows XP/Windows Server2003の場合)について説明します。

ここでは、hostAの“lu11"のみを定義しています。

■定義例の見方

表の項目は以下のようになっています。

[ウインドウのタイトル]

ウィンドウのタイトルまたは、タブ名

設定項目

サンプルでの設定値

設定値の決め方

■定義例

[ホストコンピュータのプロパティ]

ホストコンピュータのプロパティ

ホストコンピュータ名

eth0

任意

[ホストPU情報のプロパティ (FNAonTCP/IP接続)]

全般

PU名

pu001

任意

ローカル情報

ホスト名

eth0

NETSTAGE/Ftのホスト名または、IPアドレスを指定します。

PU番号

1

固定

ポート番号

■非優先(493)

NETSTAGE/Ftの設定と一致させます。

XIDの指定

IPアドレスを■自動設定する

ホスト名を■自動設定する

NETSTAGE/Ftの設定と一致させます。

[ホストLU情報の設定プロパティ]

ホストLU情報の設定

SLUアドレス

1

VCP/Hのfnahparmファイルに設定したvlu定義文のslunoオペランドの値を指定します。

LU名

lu001

通信制御サービスのセットアップの定義に合わせます。

LUタイプ

2

EONF通信ドライバの自通信資源定義(vlu)のtermオペランドの内容に合わせます。

2.3 端末プロフィル”を参照して指定します。

[FNAonTCP/IPインターフェイスの設定 (FNAonTCP/IP インターフェイス)]

手順情報

手順情報名

Fnaontcpip001

使用者が判別できる名称を設定します。

ローカル情報

発着呼モード

■発呼

用途により規定の方法で決めます。

ローカル情報:PU番号

01

TICFのhostsファイルに設定した pu_noを指定します。

ローカル情報:IPのバージョン

■IPv4

NETSTAGE/Ftの設定と一致させます。

リモート情報

PU情報の選択

ホストPU名が「eth0」のPU情報

使用するPU情報を選択します。

詳細情報

接続時のリカバリ機能

■使用する

運用環境により選択してください。

回線保持機能

■使用しない

運用環境により選択してください。

回線自動復旧

■使用しない

運用環境により選択してください。

XIDの指定

XIDのIPアドレス

■自動設定する

NETSTAGE/Ftの設定と一致させます。

XIDのホスト名

TICFのhostsファイルのterminal_nameに設定した値を指定します。定義例では指定しません。

グループ化するときは、TICFのgroupsに設定した terminal_nameを指定します。定義例では“term0001”を設定します。

詳細情報

処理優先度

■速度重視

運用環境により選択してください。

相手システムの特定方法

□着呼時に PU番号とホスト名のみで特定する

運用環境により選択してください。

タイマ情報

監視要求送信タイマ

60

推奨値は60。

タイマ情報:発着呼モード

60

推奨値は60。

タイマ情報:回線接続切断動作

60

推奨値は60。

[LU情報の設定]

LU情報

ホストLU情報の選択

lu001 の情報

使用するものを選択します。

接続情報名

eth0

使用者が判別できる名称を指定します。

特殊定義

LULUセション動作モード

■LUS送信

運用環境により選択してください。

SSCPLUセション動作モード

■NOTIFY送信

運用環境により選択してください。


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