NETSTAGE/Ft説明書

4.2.1 EONF通信ドライバ

EONF通信ドライバの定義の記述形式について説明します。

■記述形式

◆定義名

自ホストシステム名、自通信資源名、FNAプロトコル情報名、プロセスグループ名、相手ホストシステム名、相手通信資源名、システムパラメタ名を記述します。

◆オペランド

オペランドは、次の形式で記述します。指定可能なオペランド名と値については、各定義の説明を参照してください。

■注意事項

• 各定義ファイル内の定義名は通信環境定義内で重複しないように指定します。

■一般記述規則

以下に、EONF通信ドライバにおける通信環境定義の一般記述規則について示します。

• 一つの定義文は、1行で記述します。1行とは、ファイルの先頭または改行の次の文字から、次の改行までです。
• 一つの定義文を複数行で記述する場合は、改行の直前に継続記号(\)を記述してください。
  例:継続行の例を示します。

  

• 定義名は1カラム目から記述します。
• 1カラム目に“*"を記述した行をコメント行とします。コミュニケーションサービス、VCP/H、TICFとはコメント記号が異なるのでご注意ください。
  コメント行では、継続記号は無効となります。例:コメント行の例を示します。

  

• オペランドの“＝”の前後には、空白およびタブ文字は記述できません。
• 定義名とオペランドの間、およびオペランドとオペランドの間には、一つ以上の空白またはタブ文字を記述してください。

  定義名およびオペランドの値として記述できる文字は、各定義文で特に制限がない場合は、以下のASCIIコード系の文字となります。

  文字種	使用可能文字
  英大文字	A〜Z
  英小文字	a〜z
  数字	0〜9
  特殊文字	.(ピリオド)、#、@

• 定義名は英小文字、英大文字、数字、“#”、“@”で構成され、先頭に数字は記述できません。
• コミュニケーションサービス、VCP/HおよびTICFでは、PU名、LU名などに英数字しか使用できないので、特殊文字を使用しないようにご注意ください。