NETSTAGE/Ft説明書 |
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第2章 機能 |
NETSTAGE/Ftは、各機能群を複数のプロセスに分割することで、負荷の分散やトラブルのリスク分散ができます。
負荷分散では、プリンタ端末やファイル転送などの負荷が集中する業務に専用のプロセスを割り当て、ディスプレイ端末などに別のプロセスを割り当てることでディスプレイ端末のデータ滞留を抑えることができます。
リスク分散では、同じ場所に設置してある端末を別々のプロセスに分散したり、1つの端末で複数のLUを持つ場合、それぞれのLUにプロセスを割り当てることで、NETSTAGE/Ftのトラブルによる運用への影響を抑えることができます。
プロセス分割に関連したパラメタには以下のものがあります。
ファイル名 |
定義名/オペランド |
意味 |
procgr |
プロセスグループ名 |
プロセスグループの定義 |
vlu |
procgr |
自通信資源が所属するプロセスグループ名 |
ファイル名 |
定義名 |
意味 |
通信パス定義ファイル |
processname |
プロセス名 |
ファイル名 |
定義文 |
意味 |
fnahparm |
vgroup |
プロセスグループ定義 |
プロセスに割り当てる端末やLUの数は以下の値を目安に定義することを推奨します。
対象 |
推奨値 |
機能群 |
LU |
1プロセスグループに100〜200LU |
コミュニケーションサービス |
端末 |
1プロセスグループに100〜120端末 |
VCP/H |
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