PowerReplication ユーザーズガイド V3.0 - Microsoft(R) Windows(R) 2000, Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第5章 保守> 5.2 システム異常発生時の復旧方法

5.2.1 自サーバでシステム異常が発生した場合

ここでは、Windowsを再起動してからレプリケーションサービスへの影響を確認するための調査方法と復旧方法を説明します。

■一括同期を運用している場合

一括同期の運用中にシステム異常が発生すると、以降の運用で以下のトラブルが発生する場合があります。

上記の状態から復旧するため、前回の同期結果とスケジュールの開始状態を確認してください。

Windowsの管理ツール(サービス)およびレプリケーションマネージャを使用して、スケジュールの状態を確認してください。

  1. Windowsの管理ツール(サービス)を使用して、自動ジョブサービス「PowerReplication ATJS」が開始されていることを確認してください。
    スケジュールを設定したサーバ(定義を作成したサーバ)で、自動ジョブサービス「PowerReplication ATJS」の開始状態を確認してください。
    停止状態の場合、開始してください。
  2. レプリケーションマネージャを使用して、ツリービューから該当するサーバの"スケジュール"を選択してください。
  3. レプリケーションマネージャのリストビューウィンドウで該当するレプリケーショングループの[状態]および[結果]を参照して、スケジュールの状態と前回の同期結果が確認できます。

    スケジュール定義を「開始」の状態にしてください。

レプリケーションマネージャの操作方法は、"6.1 レプリケーションマネージャ"を参照してください。

■差分同期を運用している場合

差分同期の運用中にシステム異常が発生すると、以降の運用で以下のトラブルが発生する場合があります。

上記の状態から復旧するため、レプリケーションの運用環境を点検してください。

[図5.2.1 システム異常発生時の復旧方法]


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