PowerReplication ユーザーズガイド V3.0 - Microsoft(R) Windows(R) 2000, Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第4章 運用> 4.1 PowerReplicationの運用を開始する

4.1.2 PowerReplicationのサービスを開始する

PowerReplicationのサービスは、Windowsの管理ツール(サービス)またはrpctlsvcコマンドを使用し開始します。

■開始するサービス

開始するPowerReplicationのサービには、以下の2つがあります。

■開始方法

以下の順序で、PowerReplicationのサービスを開始してください。

  1. レプリケーションサービス「PowerReplication」の開始

    Windowsの管理ツール(サービス)またはrpctlsvcコマンドを使用し開始してください。

    rpctlsvcコマンドの詳細は、"7.6 レプリケーションサービスの開始/停止コマンド"を参照してください。

  2. 自動ジョブサービス「PowerReplication ATJS」の開始

    Windowsの管理ツール(サービス)を使用し開始してください。

なお、Windowsの管理ツールでサービスの[スタートアップの種類]に、「自動」を設定した場合、Windowsの起動で自動的にPowerReplicationのサービスが開始されます。
自動的にPowerReplicationのサービスを開始する方法は、以下を参照してください。

Oracleを使用する場合

:"3.3.3 レプリケーションの環境を作成する"の"PowerReplicationのサービスを開始する"

SQL Serverを使用する場合

:"3.4.3 レプリケーションの環境を作成する"の"PowerReplicationのサービスを開始する"

PowerRW+を使用する場合

:"3.5.3 レプリケーションの環境を作成する"の"PowerReplicationのサービスを開始する"


使用するDBMSのサービスを開始していない場合でもPowerReplicationのサービスは開始できますが、PowerReplicationの各機能を実行したときにエラーとなります。


差分同期を使用してレプリケーションの環境を構築した場合、レプリケーションサービス「PowerReplication」を開始していない状態で、同期対象のデータファイルを更新すると、データベース間の整合性が保てなくなります。この状態になった場合、一括同期を実行することが必要です。


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