PowerReplication ユーザーズガイド V3.0 - Microsoft(R) Windows(R) 2000, Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第2章 PowerReplicationの機能と仕組み | > 2.2 レプリケーションサービスの機能 |
PowerReplicationが行う文字コード変換について説明します。
PowerReplicationは、PRIMERGY 6000/ASPのSymfoware6000と連携する場合、「Charset Manager」を使用して、JEFコードの文字とシフトJISコードの文字をコード変換します。
コード変換は、同期処理によってデータが反映されるサーバで行われます。
JEFコードの旧字体とシフトJISコードの変換は、PowerReplicationの動作環境に設定したJEFコード変換タイプに従って変換されます。
JEFコード系は、83JISにより字体変更された文字を拡張漢字領域に割り当てており、変換前の旧字体についてはそのままJIS領域に存在しています。これらの文字を新字体/旧字体ともに、83JISベースのJIS領域を持つコード系(シフトJIS)に変換するためには、文字コードを対応づけることが必要です。対応づけられていない文字コードを変換すると‘_’(アンダーバー)に変換され、同期が続行されます。
JEFコード変換タイプには、「字形重視」と「領域重視」の2つがあります。
Windowsの文字コードは、JEFコードの新字体に変換されます。
Windowsの文字コードは、JEFコードの旧字体に変換されます。
なお、文字以外の不正データが検出された場合、変換不可能な文字を代替文字に変換し、同期実行は正常終了します。
このとき、イベントビューア(アプリケーションログ)には警告が通知され、警告の詳細情報が詳細メッセージ情報ファイルに出力されます。
詳細メッセージ情報ファイルの出力内容の詳細は、"付録F 詳細メッセージ情報ファイルの出力形式"を参照してください。
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