PowerReplication ユーザーズガイド V3.0 - Microsoft(R) Windows(R) 2000, Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第2章 PowerReplicationの機能と仕組み | > 2.1 PowerReplicationの構成 |
PowerReplicationの同期対象に使用できるデータベース資源を説明します。
PowerReplicationでは、以下のデータベース資源が使用できます。
使用するDBMS |
使用できるデータベース資源 |
Oracle |
テーブル |
SQL Server |
テーブル |
PowerRW+(*1) |
実表 |
*1)データファイルのコード系はSJISでなければなりません。
*2)PowerReplicationは、SQLでデータを操作するため、PowerRW+の物理ファイルは、addpfsqlコマンドでSQL表に展開することが必要です。addpfsqlコマンドの詳細は、PowerRW+オンラインマニュアルの"PowerRW+ コマンドリファレンス"を参照してください。
PowerReplicationで同期対象に使用できるデータベース資源を総称してデータファイルと呼びます。
PowerReplicationは、データファイルを作成しません。レプリケーションの構成定義を作成する前に、データファイルを作成しておくことが必要です。
以降、行と列より構成されるデータファイルにおいて、行をレコード、列を項目と呼びます。
PowerReplicationでは、以下のデータ型が使用できます。以下のデータ型以外は使用することができません。
分類 |
Oracleのデータ型 |
真数 |
NUMBER(p,q) |
概数 |
NUMBER |
文字列 |
CHAR |
NCHAR |
|
日時 |
DATE |
分類 |
SQL Serverのデータ型 |
真数 |
numeric |
decimal |
|
int |
|
smallint |
|
概数 |
real |
float |
|
文字列 |
char |
nchar |
|
日時 |
datetime |
分類 |
物理ファイルの項目属性 |
SQL(実表、ビュー表)のデータ型 |
真数 |
外部10進数字項目 |
NUMERIC |
内部10進数字項目 |
DECIMAL |
|
符号付4バイト2進数字項目 |
INTEGER |
|
符号付2バイト2進数字項目 |
SMALLINT |
|
概数 |
単精度浮動小数点項目 |
REAL |
倍精度浮動小数点項目 |
DOUBLE PRECISION |
|
− |
FLOAT |
|
文字列 |
4095文字までの英数字項目 |
CHARACTER |
2047文字までの日本語項目 |
NATIONAL CHARACTER |
|
日時 |
− |
DATE |
− |
TIME |
|
− |
TIMESTAMP |
PowerReplicationは、連携するDBMSで異なるデータ型を変換して同期処理を行います。データ型を変換する仕組みの詳細は、"付録D データ型対応づけの仕組み"を参照してください。
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