PowerReplication ユーザーズガイド V3.0 - Microsoft(R) Windows(R) 2000, Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第1章 PowerReplicationの概要 | > 1.4 システム構成 |
ここでは、PowerReplicationの動作環境を説明します。
以下のハードウェア上で動作します。
以下のオペレーティングシステム上で動作します。
「Windows Server 2003 x64 Editions」上では、WOW64(Windows 32-bit On Windows 64-bit)サブシステム上で動作します。
Active Directoryに参加しているシステムでは、PowerReplicationはActive Directoryの以下の機能に対応できません。
- シングルサインオン
ドメインにログインしていても、PowerReplicationのレプリケーションマネージャおよび構成定義の移出入機能を使用するときには、別途ログインが必要です。- アカウントポリシー
レプリケーションの同期を実行させるためのユーザには、アカウントポリシー(パスワードの有効期限)を設定して運用できません。- IPセキュリティポリシー
PRIMERGY 6000と連携する場合、IPセキュリティポリシーを適用して運用できません。- 複数のドメイン間の連携
Active Directoryで構築した異なるドメイン間で連携して運用できません。Active Directoryに参加しているシステムでは、PowerReplicationの環境を構築することはできません。
Windowsのクラスタサービスおよび「SafeCLUSTER」を導入したシステムでは、PowerReplicationの環境を構築することはできません。
以下の製品と、同じシステムに混在してインストールできません。
- SymfoWARE7000 for Windows NT
- SymfoWARE Personal for Windows NT
- PowerRW+ Personal for NetCOBOL V2.1
- PowerRW+ V1.0
- PowerRW+ レプリケーションオプション V1.0
- PowerReplication V2.0
以下の製品に添付されているWindows側プログラムを、同じシステムに混在してインストールできません。
- ASP レプリケーションサービスに添付されているレプリケーションマネージャ
- ASP レプリケーションサービス for OracleのWindows側プログラム
PRIMERGY 6000/ASPと連携する場合、以下のいずれかの製品が必要です。
以下のDBMS製品に対応しています。PowerReplicationは、これらのDBMS製品がインストールされたシステム上で動作します。
「PowerRW+ Personal for NetCOBOL V2.1」には対応していません。
「Windows Server 2003 x64 Editions」上では、「Oracle9i Database Release 1」、「Oracle9i Database Release 2」、「Oracle Database 10g Release 1」、「Microsoft(R) SQL Server(TM) 2000」および「PowerRW+ V2.0」をPowerReplicationの対象とすることはできません。
「Windows Server 2003 x64 Editions」上で「Oracle Database 10g Release 2」を使用する場合、Oracle Database Client(ODBCドライバ)は、32bit版を使用してください。
「Windows Server 2003 x64 Editions」上で「Microsoft(R) SQL Server(TM) 2005」を使用する場合、「Microsoft(R) SQL Server(TM) 2005」は、x64版を使用してください。
OracleおよびPowerRW+の場合、Unicodeコード系でデータベースを構築した環境では、PowerReplicationの対象とすることはできません。
以下のDBMSの機能を使用するシステムでは、同期方式に「差分方式」は適用できません。
- Oracleを使用する場合
ファスト・スタート・フェイルオーバー
リストア・ポイント
HTML DB
Oracle Real Application Cluster
Transparent Data Encryption- SQL Serverを使用する場合
データベースミラーリング
フェールオーバークラスタリング
データベーススナップショット
マージレプリケーション
ログ配布
Side-by-Side install
本製品からOracleおよびSQL Serverへのアクセスには、ODBCドライバを使用します。
動作実績のあるODBCドライバの版数は、以下の通りです。
DBMS種別 |
動作実績のあるODBCドライバ版数 |
Oracle9i Database Release 1 |
9.0.1.6 |
Oracle9i Database Release 2 |
9.2.0.4、9.2.0.5、9.2.0.6.5 |
Oracle Database 10g Release 1 |
10.1.0.2、10.1.0.3、10.1.0.3.1 |
Oracle Database 10g Release 2 |
10.2.0.1、10.2.0.2 |
Microsoft(R) SQL Server(TM) 2000 |
2000.85.1117.00(Service Pack 4) |
Microsoft(R) SQL Server(TM) 2005 |
2005.90.2047.00 |
PowerReplicationは、相手システムとの通信にTCP/IPプロトコルを使用します。
IPv6プロトコルには対応していません。
NetBEUIプロトコルには対応していません。
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