Linkexpress 運用ガイド |
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付録A ダウンロード型システム連携(DB連携機能) | > A.7 データ連携時の留意点 |
ダウンロード型システム連携を利用した運用では、データベース・システムの種別にかかわらず以下の点に留意してください。また、環境設定時の注意事項も参照してください。
入力データのコード系および出力データのコード系を正しく指定しなかった場合、DB連携機能の動作は保証されません。なお、指定に誤りがあった場合、以下の現象が発生することがあります。
Linkexpressがサポートするデータベース・システムに関して、ダウンロード型システム連携のサービスを行う前に以下の項目について確認しておく必要があります。
データベース・システムは格納処理を行う前に起動しておく必要があります。各データベース・システムの操作方法については、各データベース・システムのマニュアルを参照してください。
Linkexpressは、データベース・システムが作成するログの領域に関する管理を行いません。ログの領域に関する管理は、利用者が行ってください。ログ機能の詳細は、各データベース・システムのマニュアルを参照してください。
UNIXサーバの場合、文字コードがEUCの場合にだけ動作します。シフトJISの場合は動作保証をしません。文字コードは以下のとおりです。
ダウンロード型システム連携はオフライン格納時、抽出ファイルディレクトリを複数のサービスで使用することを防止する目的で、抽出ファイルディレクトリ配下に抽出ファイルディレクトリ管理用ファイル(lxdb.aip.aid)を作成します。利用者は同名のファイルを抽出ファイルディレクトリ配下に作成しないでください。
なお、ダウンロード型システム連携はオフライン格納の終了またはサービスのクリアを契機に当ファイルを削除します。
ルーティング処理用バッチファイルは、一回のサービスで複数回起動されることがあります。ルーティング処理用バッチファイルに利用者の運用に応じた処理を組み込む場合、lxmkdbコマンドの復帰値から後続の処理を行うかどうかを判定することをお勧めします。
ダウンロード型システム連携では、SymfoWARE/ODBに格納することはできません。
ダウンロード型システム連携では、データベースに対してバイナリオブジェクトを格納することができません。
ダウンロード型システム連携では、相手システムで日付属性、時間属性および日付時間属性を抽出できません。
相手システムとしてASPサーバと接続する上で以下の点に注意してください。
ダウンロード型システム連携では、更新格納をサポートしていません。このため、ASPサーバのDB-EXPRESSでデータを抽出する際にDEFELISTコマンドのMODEオペランドに"@UPD"を指定しないでください。
Linkexpressでは、ASPサーバのDB-EXPRESSでサポートしている列属性のうち、以下に示す列属性はサポートしていません。
これらの列属性が存在する場合は、データ抽出時に各種プログラム(DPSなど)またはCOBOLアプリケーション・プログラムで属性を変更してからDB-EXPRESSを使用してください。
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