Linkexpress 運用ガイド
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付録A ダウンロード型システム連携(DB連携機能)> A.6 異常時の処置

A.6.3 ダウン時の復旧手順

ダウンロード型システム連携がダウン(OSのシステム・ダウンなど)した場合、以下の手順に従って復旧してください。

  1. 以下のファイルの内容を任意のエディタ、notepadやcatなどのツールで確認します。

    ファイルの内容を以下に示します。このファイルが存在しない場合は、手順3.、手順4.および手順6.の作業を行ってください。このファイルが存在する場合は、手順2.以降の作業を行ってください。

    ### LINKEXPRESS/DB DB LOAD LOG FILE ###
    #
    EXPDBKIND:SymfoWARE/RDB     データベース種
    EXPDBNAME:EXPDB             データベース名(注1)
       1 :  OK     SCHEMA01.TABLE01
       2 :  OK     SCHEMA02.TABLE02
       3 :  NG     SCHEMA03.TABLE03
       4 :  NG     SCHEMA04.TABLE04
       ↓   ↓        ↓       ↓
    格納順番 格納状況  スキーマ名 テーブル名
                    (注2)

    注1) データベース・システムがSymfoWARE7000の場合、*を出力します。その他のデータベース・システムの場合、データベース名を出力します。

    注2) データベース・システムがSymfoware/RDBまたはSymfoWARE7000の場合、スキーマ名を出力します。その他のデータベース・システムの場合、テーブル名だけを出力します。

  2. tablelistが存在する場合、データベースが破壊されている可能性があるため、tablelistからテーブル名に対応するすべてのテーブルの内容をダウンロード型システム連携のサービス開始前の内容に復元します。テーブルの内容を退避していない場合、テーブル名に対応するテーブルの内容を削除します。格納状況にOKと記述されているテーブルについても復元または削除を行ってください。テーブルの内容の復元および削除には、各データベース・システムのユーティリティを使用します。詳細は、各データベース・システムのマニュアルを参照してください。
  3. 以下のファイルを調べます。存在する場合、そのファイルを削除します。
  4. ダウンロード型システム連携の状態を初期状態に戻します。
  5. 異常終了したサービスがオンラインサービスかつtablelistが存在する場合、使用中であったテーブルデータの有無について相手システムで確認します。テーブルデータが削除ずみの場合は、再度相手システムでテーブルデータの抽出処理を行います。抽出方法の詳細は相手システムのDB-EXPRESSの説明書を参照してください。
  6. ダウンロード型システム連携を起動します。

以上でデータベースの内容は正しく復元されます。


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