Linkexpress 運用ガイド |
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付録A ダウンロード型システム連携(DB連携機能) | > A.5 利用者カストマイズ出口 |
Linkexpressは、利用者によるダウンロード型システム連携の処理のカストマイズを可能にする出口を提供しています。この出口を総称して利用者カストマイズ出口と呼びます。利用者は利用者カストマイズ出口を使用して、より運用に適した環境でデータ格納処理を動作させることができます。
なお、利用者カストマイズ出口の設計・作成の責任は利用者にあります。利用者カストマイズ出口の設計ミスまたは作成ミスによる、いかなる事象についてもDB連携機能は関知しません。利用者の責任で対処してください。
利用者カストマイズ出口の登録は、環境変数およびDB動作環境定義を使用して行います。
ダウンロード型システム連携の利用者カストマイズ出口は、以下の2種類があります。
格納前出口1は、相手システムでの抽出処理の単位が異なる抽出ファイルを受信するごとに呼び出されます。格納性能の向上を目的とした表のインデックス削除などの処理に利用することができます。DB動作環境定義のキーワードは"EXITCMD01"です。格納前出口1はオンライン格納時に使用することができます。
格納前出口2は、抽出ファイルを受信するごとに呼び出されます。暗号化された抽出ファイルを複合化するなどの処理に利用することができます。DB動作環境定義のキーワードは"EXITCMD02"です。格納前出口1はオンライン格納時に使用することができます。ただし、ファイル転送方式がDASD連携方式の場合、格納前出口2は使用することができません。
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