Linkexpress 運用ガイド |
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付録A ダウンロード型システム連携(DB連携機能) | > A.3 ダウンロード型システム連携の導入 |
UNIXサーバ上でダウンロード型システム連携を動作させるためには、以下の環境変数を設定してください。PCサーバの場合はインストール時に環境変数が設定されるため、利用者が環境変数を設定する必要はありません。
LXDBENV : DB動作環境定義ファイルを指定する環境変数
LXDBTEMP : 作業用ディレクトリ名を指定する環境変数
LXDBCNVTYPE : コード変換の方法
LXDBDTOPE : 抽出ファイルの扱い
LXDBMODIFIED : 初期創成時の旧データの扱い
LXDBSTORE : 受信したテーブルデータを格納する方法
PATH : コマンド・サーチ・パス
RDBNAME : Symfoware/RDBのマルチRDB運用時のRDBシステム名
LD_LIBRARY_PATH : Symfoware/RDBの共用ライブラリ・パス名
DB動作環境定義ファイル名を、255バイト以内の絶対パスで指定してください。DB動作環境定義を作成しない場合は、環境変数の設定は不要です。
注) PCサーバではDB動作環境定義のパス名として"instdir\manager\f3eadbenv"は使用しないでください。また、本ファイルを変更しないでください。本ファイルを変更した場合のDB連携機能の動作は保証されません。
UNIXサーバの場合に、作業用ディレクトリ名を120バイト以内の絶対パスで指定してください。本環境変数を省略した場合、"/tmp"が採用されます。
LEDBTEMPで指定したディレクトリのファイル・アクセス許可モードには、Linkexpressのインストール時に指定したグループ名に対して読込権、書込権および実行権を与えてください。
なお、Linkexpress V5.0L10相当以降では、インストール時にグループ名を指定せず、lxdbgrpコマンドでグループ名を指定します。lxdbgrpコマンドの詳細は、「コマンドリファレンス」の「9.15 lxdbgrpコマンド」を参照してください。
UNIXサーバでダウンロード型システム連携を使う場合にコード変換の方法を指定します。本環境変数は、入力データのコード系がJEF-EBCDIC(カナ)系またはJEF-EBCDIC(ASCII)系、かつ、出力データのコード系がEUC(U90)系の場合に有効です。コード変換方法として指定可能な値は以下のとおりです。
G1 : 領域重視の変換を行います。(省略値)
G3 : 字形重視の変換を行います。
環境変数LXDBCNVTYPEを省略した場合、"G1"が採用されます。コード変換の詳細は、コード変換の説明を参照してください。
UNIXサーバでダウンロード型システム連携のオフライン格納機能で、オフライン格納が正常に完了した後に、-dオプションで指定された抽出ファイルディレクトリ下に存在する抽出ファイルの扱いを指定します。指定可能な値は以下のとおりです。
KEEP : 抽出ファイルを保存します。
DELETE : 抽出ファイルを削除します。(省略値)
環境変数LXDBDTOPEの省略時の値は"DELETE"です。
環境変数LXDBDTOPEは、通常ファイル入力方式の場合だけ有効です。
UNIXサーバでダウンロード型システム連携使用時のテーブルの初期創成で、同じ名前のテーブルが既に存在する場合の扱いを指定します。指定可能な値は以下のとおりです。
YES : テーブルのすべての既存データを削除した後、受信したテーブルデータにより初期創成を行います。
NO : 格納処理を開始せず異常終了します。テーブルの内容は保証されます。
環境変数LXDBMODIFIEDの省略時の値は"NO"です。
UNIXサーバでダウンロード型システム連携使用時に受信したテーブルデータを格納する方法を指定します。格納する方法として指定可能な値は以下のとおりです。
INSERT : 動的SQLを使用して格納します。データベース・システムがSymfoWARE7000の場合、トランザクション運用下でレコードアクセス機能を使用して格納します。
LOAD : データベース・システムが提供するローダ(ロード・ユーティリティ)を使用して格納します。データベース・システムがSymfoWARE7000の場合、トランザクション運用を行わずに、レコードアクセス機能を使用して格納します。
環境変数LXDBSTOREの省略値
現在のコマンド・サーチ・パスに加えて、Linkexpressの実行モジュールが格納されているディレクトリ(インストールディレクトリ\bin)および関連製品の実行モジュールが格納されているディレクトリを絶対パスで記述してください。
現在のコマンド・サーチ・パスに加えて、Linkexpressおよび使用するデータベース・システムの実行ディレクトリを絶対パス記述してください。
既存のコマンド・サーチ・パスに新しいコマンド・サーチ・パスを加えるには、追加する環境変数の指定値の最後に"$PATH"を指定または"/usr/bin"を指定します。なお、Linkexpressの実行ディレクトリは、"インストールディレクトリ/パッケージ名/bin"です。
インストールディレクトリ、パッケージ名およびデータベースの実行ディレクトリについては、システム管理者に確認してください。
Symfoware/RDBを利用するシステムでは、マルチRDB運用を行う場合にRDBシステム名を指定します。
環境変数RDBNAMEの詳細については、Symfoware/RDBのマニュアルを参照してください。
UNIXサーバでSymfoware/RDBに格納する場合、共用ライブラリ・パスを指定します。
環境変数LD_LIBRARY_PATHの詳細については、Symfoware/RDBのマニュアルを参照してください。
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