Linkexpress 運用ガイド |
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付録A ダウンロード型システム連携(DB連携機能) | > A.3 ダウンロード型システム連携の導入 |
UNIXサーバの場合、DB動作環境定義を使用して、ダウンロード型システム連携の動作環境をカストマイズすることができます。以下にDB動作環境定義について説明します。
動作環境をカストマイズする手順は、以下のとおりです。なお、動作環境のカストマイズは、サービスを開始する前に行ってください。
注) DB動作環境定義のファイル・アクセス許可モードには、Linkexpress使用グループに対して読込権を与えてください。DB動作環境定義に読込権が与えられていない場合、Linkexpressは異常終了します。
DB動作環境定義の記述形式は以下の情報を参照してください。
DB動作環境定義に記述可能なキーワードは以下のとおりです。
各キーワードの指定には依存性はありません。ただし、あるキーワードの指定値が他のキーワードを無効にすることはあります。例えば、CHARACTER_CONVERT_ERRORキーワードに"EXIT"を指定し、同時にALTERNATE_CHARACTER1キーワードを指定している場合、コード変換エラー発生時に処理を異常終了させるため、ALTERNATE_CHARACTER1キーワードの指定は無視されます。
DB動作環境定義の記述形式は、以下のとおりです。
# コメント↓ CHARACTER_CONVERT_ERROR:CONTINUE↓ ALTERNATE_CHARACTER1:5f:a1b2↓ |
↓ : 改行記号
出力するメッセージの種類を指定します。
i : 情報、警告およびエラーメッセージを出力します(省略値)。
w : 警告およびエラーメッセージを出力します。
e : エラーメッセージだけ出力します。
なし。
全コマンド
iが指定された場合
F3EALNKEXP:情報:DB24001:[USERSVC,9999]データ格納を開始します - OUT01 sctt.table1 F3EALNKEXP:警告:DB35001:[USERSVC,9999]文字列が溢れました F3EALNKEXP:エラー:DB15106:[USERSVC,9999]入力データに誤りがあります - IN01 ITEM01 100 F3EALNKEXP:情報:DB24003:[USERSVC,9999]データ格納が異常終了しました - OUT01 sctt.table1 |
wが指定された場合
F3EALNKEXP:警告:DB35001:[USERSVC,9999]文字列が溢れました F3EALNKEXP:エラー:DB15106:[USERSVC,9999]入力データに誤りがあります - IN01 ITEM01 100 |
eが指定された場合
F3EALNKEXP:エラー:DB15106:[USERSVC,9999]入力データに誤りがあります - IN01 ITEM01 100 |
コード変換エラー時の代替文字を指定します。本キーワードを省略した場合、それぞれ半角および全角のアンダ・スコアに対応するコードが採用されます。
1バイトおよび2バイトの代替文字を"XX:YYYY"の形式で指定します。
"XX"および"YYYY"に設定する値は、代替文字を出力データのコード系の16進数で表現した値です。
"XX"に指定したコードは英数字属性(CHARなど)の代替文字、"YYYY"に指定したコードは日本語属性(NCHARなど)の代替文字になります。
CHARACTER_CONVERT_ERROR:CONTINUE
lxmkdbコマンド
lxloddbコマンド
制御コードに該当するコードを指定した場合、格納処理が異常終了または予期しない結果になるおそれがあります。アンダ・スコアまたは空白に該当するコードを指定するようお勧めします。また、コード系の差異による表現の違いに注意してください。
文字あふれ発生時の不完全文字に対する代替文字を指定します。
1バイトの代替文字を出力データのコード系の16進数で表現した値で指定します。
当キーワードを省略した場合、半角のアンダ・スコアに対応するコードが指定されたものとします。
CHARACTER_OVERFLOW:CONTINUE
lxmkdbコマンド
lxloddbコマンド
制御コードに該当するコードを指定した場合、格納処理が異常終了または予期しない結果になるおそれがあります。アンダ・スコアまたは空白に該当するコードを指定するようお勧めします。また、コード系の差異による表現の違いに注意してください。
サービス情報ファイルの出力の有無を指定します。本キーワードはダウンロード型システム連携でだけ使用可能です。
NO : 出力しません。(省略値)
YES : 出力します。
なし。
lxmkdbコマンド
lxloddbコマンド
相手システムからの応答監視時間を秒単位で指定します。本キーワードはダウンロード型システム連携でだけ使用可能です。
応答を監視する時間を0〜65535の数値で指定します。
指定を省略した場合は、60(秒)が採用されます。
lxmkdbコマンド
格納前出口1用実行ファイル名を指定します。本キーワードはダウンロード型システム連携でだけ使用可能です。
255バイト以内の絶対パスで指定してください。
なし。
lxmkdbコマンド
格納前出口2用実行ファイル名を指定します。本キーワードはダウンロード型システム連携でだけ使用可能です。
255バイト以内の絶対パスで指定してください。
なし。
lxmkdbコマンド
Symfoware/RDBの複数DSIへの一括格納を指定します。
Symfoware/RDBへローダを使用して格納する際、1つの表に複数のDSIが定義されている場合の格納処理を以下の値で指定します。
指定を省略した場合は、LEVEL1が採用されます。
LEVEL0 : 複数DSIへの一括格納を行いません。(Symfoware/RDB V20系)
LEVEL1 : 1つの表に複数のDSIが定義されている場合、一括で格納します。(Symfoware/RDB V21系)
なし。
lxmkdbコマンド
lxloddbコマンド
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