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付録A ダウンロード型システム連携(DB連携機能) | > A.3 ダウンロード型システム連携の導入 |
業務ファイルとは、PCサーバで動作するダウンロード型システム連携が業務を実行するための情報を設定するファイルです。利用者は業務実行ファイルを作成して運用を行ってください。
ダウンロード型システム連携の業務ファイルを編集する場合の基本的な操作方法について説明します。
ダウンロード型システム連携が業務を実行するための動作環境が設定されている業務ファイルを編集するには、DB連携(ダウンロード)ウィンドウで[詳細情報]-[編集]コマンドをクリックします。
編集対象の業務ファイル名は、直接ファイル名を入力するか、業務ファイル一覧から該当するファイルを選択してください。業務ファイルを選択後、[決定]ボタンをクリックすると、詳細情報の編集画面が呼び出されます。
業務ファイルを新規に作成するには、DB連携(ダウンロード)ウィンドウで[詳細情報]-[新規作成]コマンドをクリックします。
新規の業務ファイルを作成する場合は、[新規ファイル名]に直接業務ファイル名を入力します。また、既存の業務ファイルを元に新しい業務ファイルを作成する場合は、[参照元ファイル名]にリストボックスから既存の業務ファイルを選択してください。
備考. [参照元ファイル名]の設定がない場合、詳細情報の各項目には省略値が設定されます。
業務ファイルを削除するには、DB連携(ダウンロード)ウィンドウで[詳細情報]-[削除]メニューをクリックします。
詳細情報削除ダイアログで、[削除する業務ファイル名]に直接業務ファイル名を入力するか、または、リストボックスから既存の業務ファイルを選択し、[削除]ボタンをクリックしてください。
業務ファイル名は変更することはできません。変更する場合、編集終了後に保存するファイル名の変更を行ってください。
リストボックス・ボタンをクリックし、表示された項目から「オンライン格納機能」または「オフライン格納機能」を選んで設定してください。
8文字以内の英数字で指定します。オンラインサービスの場合、業務名はネットワーク定義のappl定義命令のnameオペランドで指定した名前です。業務名は省略できません。
31文字以内の英数字で指定します。オンラインサービスの場合、ネットワーク定義で指定した相手システム名です。また、オフラインサービスの場合、「local」を指定します。相手システム名は省略できません。
オンラインサービスの場合、相手システムにサービス要求を行った後、その応答を待つ最大監視時間を秒単位で指定します。使用する通信環境と実行時の相手システムの負荷に応じて最適な値を指定してください。実用的な値は、LAN環境で10秒程度、WAN環境で60秒程度です。
指定した最大監視時間を経過しても相手システムからの応答を受信しない場合、ダウンロード型システム連携はメッセージ「DB12001」(「メッセージ集」参照)を表示し、オンラインサービスが異常終了します。この場合[応答監視時間]の指定値を2倍程度に変更し業務の再実行を行ってください。
応答監視時間を設定する場合、指定可能な値の範囲は1〜32767です。
相手システムから送られてくるテーブルデータのコード系の種類を指定します。入力コード系として、シフトJIS、JEF-EBCDICおよびIBM日本語文字セットが指定できます。なお、IBM日本語文字セットは、オフライン格納機能時にだけ指定可能です。
相手システムから送られてくるテーブルデータの入力コード系としてJEF-EBCDIC系またはIBM日本語文字セットを選択した場合に指定可能です。入力コード系がJEF-EBCDIC(カナ)系かJEF-EBCDIC(英小文字)、または、IBM日本語文字セット-EBCDIC(カナ)系かIBM日本語文字セット-EBCDIC(ASCII)系かを指定します。
オフライン格納機能の入力である抽出ファイルが存在する抽出ファイルディレクトリを指定します。抽出ファイルディレクトリは省略できません。
設定された抽出ファイルディレクトリは、NTFS上に設定する必要があります。また、抽出ファイルディレクトリには、ダウンロード型システム連携の利用者に対する読込権、書込権および実行権が必要です。
データベース・システムがSymfoWARE7000の場合、指定するディレクトリ名は絶対パスで120バイト以内にする必要があります。
リストボックスから使用するデータベースの種類を選択してください。
[データベースの種類]は初期値として「Symfoware/RDB」が選択されています。
選択するデータベースの種類に応じて以下の値を指定してください。
指定は不要です。
受信したテーブルデータを格納する方法を指定します。格納する方法として指定可能な値は以下のとおりです。ただし、データベース・システムがSymfoware/RDBの場合、かならず「SQL insert」の指定となります。
データベース・システムにテーブルデータを格納する際、格納するコード系の種類を設定します。コード系の種類としてシフトJIS系だけをサポートしています。
指定は不要です。
指定は不要です。
テーブルの初期創成で、同じ名前のテーブルが既に存在する場合の扱いを指定します。チェックボックスをクリックして指定してください。
格納時に作業ファイル領域を確保するディレクトリを指定します。指定を省略した場合は、インストールディレクトリ\dbtempが採用されます。なお、作業ディレクトリはサービス開始前にあらかじめ作成しておく必要があります。
データベース・システムがSymfoWARE7000の場合、指定するディレクトリ名は絶対パスで120バイト以内にする必要があります。
転送方法として一括転送、または分割転送を選択してください。
オフライン格納機能で、オフラインサービスが正常に完了した後に[抽出ファイルディレクトリ]で指定したディレクトリ下に存在する抽出ファイルの扱いを指定します。
チェックあり : 抽出ファイルを保存します。
チェックなし : 抽出ファイルを削除します。
オンライン格納機能では選択できません。
サービス情報ファイルの出力を行うかどうかを指定します。
チェックあり : サービス情報ファイルの出力を行います。
チェックなし : サービス情報ファイルの出力を行いません。
オンライン連携を使用する場合、接続相手がASPサーバ(Kシリーズ、GRANPOWER6000、PRIMERGY 6000)かどうかを指定します。
チェックあり : 接続相手がASPサーバです。
チェックなし : 接続相手がASPサーバ以外です。
オフライン格納機能使用時は選択できません。
編集終了後、業務ファイルを保存する場合、[保存]ボタンをクリックします。
新規作成を行った場合はただちに保存されます。編集した業務ファイルと同じ名前のファイルが存在する場合、以下に示す確認画面を表示します。
[上書き]ボタンをクリックすると同じ業務ファイル名で内容が更新され、DB連携(ダウンロード)ウィンドウに戻ります。
[変更]ボタンをクリックすると、以下に示す画面が表示されます。
新しい業務ファイル名を入力するか、リストボックスから既存の業務ファイル選択します。ファイル名を設定した後、[決定]ボタンをクリックしてください。新しいファイル名でファイルを保存し、DB連携(ダウンロード)ウィンドウに戻ります。業務ファイル名の変更を中断する場合は[キャンセル]ボタンをクリックしてください。
編集した詳細情報をメモリ上に記憶し直ちにDB連携(ダウンロード)ウィンドウに戻ります。業務の実行を行う時、一時変更された情報に従って動作します。業務ファイルには保存されません。次に別の業務ファイルを選択、編集、または、ダウンロード型システム連携の終了を行うと一時変更を行った情報は消滅します。
業務詳細情報の編集画面に表示されている業務ファイルを削除します。新規ファイルの編集中はこのボタンを選択することはできません。
編集画面のすべての項目をデフォルト値に変更します。
編集した内容をすべて無効にし、DB連携(ダウンロード)ウィンドウにへ戻ります。
Linkexpressのヘルプを表示します。
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