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第5章 コード変換機能(ユーティリティ) | > 5.9 コード変換テーブルのカストマイズ |
制御ファイルによるコード変換テーブルのカストマイズについて、1バイト文字のコード変換を例にして説明します。
hschgtblコマンドでコード変換テーブルを確認および変更します。コード変換テーブルの種類は以下の4パターンあります。使用するコード変換テーブルに合わせて変更してください。
hschgtblコマンドの詳細は、hschgtblコマンドの説明を参照してください。
変換型サポートテーブル/ベンダ固有文字登録未テーブルを使用の場合の例を以下に示します。
# hschgtbl -c Jef_Ms -d hschgtbl:INFO:HS0032: "JEF/EBCDIC" <==> "Sjisms" convert tables are .. Table kind [Un-reversible] Vender code [undefinded] |
hscust2コマンドで入力コード系のキーワードと出力コード系のキーワードを確認します。
"シフトJIS(MS)系"から"JEF-EBCDIC(カナ)系 字形重視"への変換で、入力コード"0x21"について確認する例を以下に示します。
# hscust2 -f Sjisms -t Jefaugkana -g 21 ################################################## # Hscust convert table information # From Code : Sjisms (0x21 - 0x21) # To Code : Jefaugkana ################################################## CODE = Sjisms:Jefaugkana 21:4F |
カストマイズする情報を設定したファイルを作成します。
ファイル名:cntl_tbl の例を以下に示します。
# cat cntl_tbl CODE=Sjisms:Jefaugkana DUPLICATE=CONVERT 21:5a 5d:6a 7c:4f |
hscust2コマンドで、コード変換テーブルをカストマイズします。
"シフトJIS(MS)系"から"JEF-EBCDIC(カナ)系 字形重視"へのコード変換テーブルをカストマイズします。
# hscust2 -f Sjisms -t Jefaugkana -F cntl_tbl |
hscust2コマンドで入力コード系のキーワードと出力コード系のキーワードを確認します。
# hscust2 -f Sjisms -t Jefaugkana -g 21 ################################################## # Hscust convert table information # From Code : Sjisms (0x21 - 0x21) # To Code : Jefaugkana ################################################## CODE = Sjisms:Jefaugkana 21:5A |
コード変換を実施し、結果を確認します。
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