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第5章 コード変換機能(ユーティリティ)> 5.9 コード変換テーブルのカストマイズ

5.9.4 コード変換テーブルのカストマイズ履歴の参照方法

[カストマイズ履について]

制御ファイルを利用してコード変換テーブルをカストマイズした場合、コード変換テーブルのカストマイズ情報はカストマイズ履歴として記録されています。カストマイズ履歴で示されるリリース版数を指定することで、過去のリリース番号に版数をロールバックさせることもできます。

リリース番号と修正内容を確認するには、hscust2コマンドで「カストマイズ履歴の参照」を行ってください。

[出力形式]

コード変換カストマイズ履歴の出力形式は以下のとおりです。

#
#  Hsconv convert table customize history
#                            Copyright Fujitsu Limited 1999 -
#                            Copyright Fujitsu Kobe Limited 1999 -
#
From Code : U90                                        ← 入力コード系キーワード
To Code : Sjisms                                       ← 出力コード系キーワード
Latest :                                               ← 最新
  Re-make : NO                                         ← 標準コード変換での再作成時は"YES"
  Release : 3                                          ← 最新の変換テーブルのリリース番号
         Replace character 1 :  5F                     ← 最新の変換テーブルの1バイト代替文字
         Replace character 2 :  8140                   ← 最新の変換テーブルの2バイト代替文字
Custmized :                     Before         After
  Release : 1                                          ← 初期状態
    Date : ----/--/-- --:--:--                         ← カストマイズした日時(初期値)
         Replace character 1 :  5F                     ← 1バイト代替文字初期値
         Replace character 2 :  8151                   ← 2バイト代替文字初期値
         Code:                   −                    ← 変換テーブル
  Release : 2                                          ← カストマイズ後のリリース番号
    Date : 1999/10/11 12:32:44                         ← カストマイズした日時
         Replace character 1 :    −                   ← 1バイト代替文字(変更なし)
         Replace character 2 :    −                   ← 2バイト代替文字(変更なし)
         Code:     IIII  ==>    xxxx          yyyy    ← IIIIの出力コードをxxxxからyyyyに変更
                   iiii  ==>    aaaa          bbbb    ← iiiiの出力コードをaaaaからbbbbに変更
  Release : 3                                          ← カストマイズ後のリリース番号
    Date : 1999/10/12 22:12:14
         Replace character 1 :    −
         Replace character 2 :   8151          8140    ← 2バイト代替文字を0x8140に変更
         Code:                    −                   ← 変換テーブル(変更なし)

なお、制御ファイルによるカストマイズ履歴がない場合、"Customized"以降は出力されません。


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