Linkexpress 運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第5章 コード変換機能(ユーティリティ)> 5.9 コード変換テーブルのカストマイズ

5.9.3 変換テーブル情報の出力

[変換テーブル情について]

変換テーブル情報は入力コード系と出力コード系の対応コード一覧です。変換テーブル情報はhscust2コマンドにコードの範囲を指定することで、ファイルか標準出力で参照することができます。この場合、hscust2コマンドは「変換テーブル内の特定コードの変換情報参照」で実行してください。

[出力形式]

変換テーブル情報の出力形式は制御ファイルと同じ形式ですが、変換できないコード(入力コード、または出力コードが未定義のコード)については半角"@"または"@@"を出力します。"@"はコード変換の際に1バイト系の代替文字、"@@"は2バイト系の代替文字で出力されます。

変換テーブル情報の出力例は以下のとおりです。以下の例ではシフトJIS(MS)の0xF040から0xF043が出力範囲です。

#################################################
# Hscust convert table information
#     From  Code  : Sjisms (0xF040 - 0xF043)
#     To    Code  : Jefkana
#################################################

CODE =  Sjisms:Jefkana     ← JEF-EBCDIC(カナ)字形重視型とシフトJIS(MS)の組み合わせ

F040:78DD                     ← シフトJIS(MS)をJEF-EBCDICの0x78DDに変換
F041:78DE                     ← シフトJIS(MS)をJEF-EBCDICの0x78DEに変換
F042:@@      # Can't  convert ← シフトJIS(MS)から変換できないので2バイト系代替文字で出力
F043:@@      # Can't  convert ← シフトJIS(MS)から変換できないので2バイト系代替文字で出力

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1997-2007