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第3章 DB連携機能 | > 3.1 データベースの格納方法のカストマイズ |
データの追加、更新および削除に対応してデータベースの複製を行う場合、格納方式として初期創成置換方式または差分反映方式を指定します。この2種類の格納方式のうち、連携元となるデータベースの変更内容を別のデータベースに高速に反映する場合、データベースに対する差分反映が有効です。
差分反映方式を使用すると、一般的に初期創成置換方式よりも少ないデータ量でデータベースを複製できます。データベースの規模が大きく、かつ変更内容が少ない場合は、差分反映方式を使用することをおすすめします。
以下に格納方式によるデータベース複製手順の差異を示します。
(初期創成)
(情報の挿入または追加)
(情報の変更(更新))
(情報の削除)
差分反映方式は、出力データ定義のLOADMODEオペランドで指定します。また、差分反映方式の場合、格納方法は指定できません。常に動的SQLを使用してデータベース・システムにアクセスします。
差分反映を行う場合、抽出元と格納先の列制約を一致させる必要があります。列制約に不一致があると、格納処理が異常終了するおそれがあります。
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