Linkexpress 運用ガイド |
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第1章 データ転送機能 | > 1.3 ジョブ連携機能 |
Linkexpressが行うジョブ起動には、自システムのジョブを起動する自側ジョブ起動と連携システムのジョブを起動する相手側ジョブ起動があります。
自側ジョブ起動は、業務定義で提供している機能です。イベントとしてLinkexpressが起動する自側ジョブ起動イベントと、利用者が独自の契機で起動したジョブを業務と連携させるためのジョブ通知待ちイベントの2種類があります。
Linkexpressから起動するジョブです。ジョブは実行完了時にLinkexpressに対してジョブ結果通知を返す必要があります。
利用者が起動するジョブです。ジョブはLinkexpressに対してジョブの起動と完了を通知する必要があります。
相手側ジョブ起動は、業務定義、API、およびファイル転送コマンドで提供している機能です。
相手側ジョブ起動では、ジョブ結果通知を受け取る起動方法とジョブ結果通知を受け取らない起動方法があります。
ジョブ結果通知を受け取る起動方法では、ジョブ起動の結果として相手システムのジョブの実行結果が確認できます。相手システムがLinkexpressの場合に利用できます。なお、ジョブは実行完了時にLinkexpressに対してジョブ結果通知を返す必要があります。
ジョブ結果通知を受け取らない起動方法では、ジョブ起動の結果として相手システムのジョブの実行結果は確認できません。ただし、Linkexpress File Transfer、DTS、HICSなど、ジョブ結果通知をサポートしていない連携システムに対してもジョブ起動要求を出すことができます。
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