Linkexpress 運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第1章 データ転送機能> 1.2 ファイル転送機能

1.2.7 データ送信量の制御

ファイル転を実行している時の通信路の負荷を軽減するには、転送速度上限値を設定します。転送速度上限値を設定することによって、ファイル送信処理中に指定した転送速度を超えないようにデータ送信量を制御することが可能です。

[転送速度上限値の指定箇所]

転送速度上限値は以下の箇所で指定できます。オペランド名は、speedオペランドです。

転送速度上限値の指定方法と指定単位を以下に示します。

○ : 指定できます。 - : 指定できません。

[転送速度上限値の指定の優先順位について]

ネットワーク定義とそれ以外の箇所で同時に指定が行われた場合は、業務定義、利用者プログラム、およびファイル転送コマンドの指定値が優先されます。
ネットワーク定義で相手システム単位と通信パス単位の指定が同時に行われた場合は、通信パス単位の指定が優先されます。
ネットワーク定義以外の箇所で指定が省略された場合は、ネットワーク定義の指定値が採用されます。
なお、転送速度上限値の指定をすべて省略した場合、Linkexpressは転送速度の制御を行いません。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1997-2007