Linkexpress SSL通信環境導入説明書
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第2章 SSL通信の環境設定

2.4 証明書およびCRLの管理環境の作成

■2.4.1 証明書管理環境の作成

公開鍵の管理環境の初期設定を行います。証明書格納ディレクトリおよびCRL格納ディレクトリを指定してcmmkenvコマンドを実行してください。

■サンプル(UNIXサーバの場合)

新規に証明書およびCRLの管理環境を作成します。証明書運用管理ディレクトリは"/home/sslcert"、証明書格納ディレクトリは"/home/sslcert/cert"、CRL格納ディレクトリは"/home/sslcert/crl"を指定しています。

Example#cmmkenv /home/sslcert -todir /home/sslcert/cert,/home/sslcert/crl
Example#

■2.4.2 証明書管理環境の設定

証明書管理環境を作成後、証明書管理パッケージが日本語を扱う時に使用する日本語文字コード系などを設定します。

証明書運用管理ディレクトリとスロット情報ディレクトリ、および使用する日本語文字コード系を指定してcmsetenvコマンドを実行してください。

日本語環境をcmsetenvコマンドで設定する時の実行例を以下に示します。以下の例では、証明書運用管理ディレクトリに"/home/sslcert"、スロット情報ディレクトリに"/home/slot"、日本語コード系はUnicodeを指定しています。

■サンプル(UNIXサーバの場合)

Example# cmsetenv /home/sslcert -sd /home/slot -jc 0
Example#

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