ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.1 -Solaris- |
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第9章 運用保守 | > 9.3 バックアップ中に発生したハードウェア障害等の対処方法 |
業務ボリュームにハードウェア障害が発生した場合、以下の手順に従って障害の復旧作業を行ってください。
物理コピー中に障害が発生した場合は、異常の発生した処理をキャンセルします。
バックアップ(OPC)の物理コピー中に異常が発生した場合:swsthistdelコマンド
同期処理(EC)中に異常が発生した場合:swstcancelsyncコマンド
リストア(OPC)の物理コピー中に異常が発生した場合:swstcancelrestコマンド
QuickOPCのトラッキング中に異常が発生した場合:swstcanceltrkコマンド
実行状況表示コマンド(swstbackstat、swstsyncstat、swstreststat、swsttrkstat)、履歴情報表示コマンド(swsthistdisp)を実行して、他に異常が発生していないことを確認します。
業務ボリュームのハードウェア障害を取り除きます。
リストア実行コマンド(swstrestore)を使用してリストアし、業務ボリュームを復旧します。
バックアップボリュームにハードウェア障害が発生した場合、以下の手順に従って障害等の復旧作業を行ってください。
異常の発生していた処理をキャンセルします。
バックアップ(OPC)の物理コピー中に異常が発生した場合:swsthistdelコマンド
同期処理(EC)中に異常が発生した場合:swstcancelsyncコマンド
リストア(OPC)の物理コピー中に異常が発生した場合:swstcancelrestコマンド
QuickOPCのトラッキング中に異常が発生した場合:swstcanceltrkコマンド
コマンドによるキャンセルができない場合は、GRmgrを使用してキャンセルします。
資源整合コマンド(swstsrsemtch)を実行します。
異常の発生していた処理をキャンセルします。この時、実行状況表示コマンド(swstbackstat、 swstreststat)および履歴情報表示コマンド(swsthistdisp)では、Status欄が“succeeded”と表示されていますが、コピー処理は中断していますので、必ずキャンセルしてください。なお、同期処理(EC)に異常が発生していた場合は、既にキャンセル状態になっていますので対処の必要はありません。
バックアップ(OPC)の物理コピー中に異常が発生した場合:swsthistdelコマンド
リストア(OPC)の物理コピー中に異常が発生した場合:swstcancelrestコマンド
実行状況表示コマンド(swstbackstat、swstsyncstat、swstreststat、swsttrkstat)、履歴情報表示コマンド(swsthistdisp)を実行して、他に異常が発生していないことを確認します。
デバイス情報設定コマンド(swstdevinfoset)を使用して、異常の発生しているバックアップボリュームを削除します。
デバイス情報設定コマンド(swstdevinfoset)を使用して、新しいバックアップボリュームを登録します。異常の発生していたバックアップボリュームを修復して再度使用する場合は、初期画面から[特定デバイスの情報取得/反映]を実施してから、バックアップボリュームに登録しなおしてください。
エラーとなった処理を再実行します。
ハードウェア障害を取り除きます。
中断していたコピー処理が再開されます。
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