ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書 13.1 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Sever(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX-
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第4章 レプリケーション管理の操作> 4.3 レプリケーション管理の操作画面

4.3.5 複製処理の停止画面

実行中のスナップショット型レプリケーション処理(OPC/QuickOPC/SnapOPC)および同期型レプリケーション処理(EC/REC)を停止します。

4.3.5.1 複製処理の停止画面(ボリューム単位)

[複製処理の停止(ボリューム単位)]画面は以下の操作で表示できます。

複製元ボリューム/複製先ボリューム詳細一覧画面での選択

操作

複製元ボリューム

または

複製先ボリューム

マウスの右ボタンをクリックして表示されるポップアップメニューから[複製解除]を選択

または

[操作]メニューから[複製解除]を選択

各オプションを設定後、[OK]ボタンをクリックします。

指定したオプションに従って、実行中のレプリケーション処理またはトラッキング処理がキャンセルされます。

複製処理の停止は操作サーバ以外でも実行できます。

設定項目および表示項目を次に示します。

[表4.15 複製処理の停止画面(ボリューム単位)の設定/表示項]

項番

表示項目名

説明

1

複製元ボリューム

複製元のボリューム名を“ボリューム名@サーバ名”の形式で表示します。

2

複製先ボリューム

複製先のボリューム名を“ボリューム名@サーバ名”の形式で表示します。

3

非操作サーバからコピー処理を強制的に停止する

本チェックボックスにチェックを入れると、非操作サーバからコピー処理を強制的に停止します。

本チェックボックスは以下の条件の場合に有効となります。

  • 非操作サーバである場合

  • サーバ間のレプリケーションである場合

4

非操作サーバとの通信を行う

本チェックボックスは、サーバ間レプリケーション時のみ有効です。

本チェックボックスのチェックをはずした場合、以下の処理が行われません。

  • 非操作サーバとの通信処理

  • 非操作サーバの複写先ボリュームに対するボリューム状態確認処理、前処理

5

複写元ボリュームの前後処理を行う

本チェックボックスにチェックを入れると、複写元ボリュームの前後処理が行われます。

本チェックボックスは、コピー状態が“equivalent"の場合のみ有効です。

6

複写先ボリュームの前後処理を行う

本チェックボックスにチェックを入れると、複写先ボリュームの前後処理が行われます。

本チェックボックスは、コピー状態が“equivalent"の場合のみ有効です。

7

複写元ボリュームのファイルシステムバッファをフラッシュする(Windowsのみ)

本チェックボックスにチェックを入れると、複製元のボリュームのファイルシステムバッファに対して、ロック処理の代わりにフラッシング処理を行います。

本チェックボックスは、コピー状態が“equivalent”の場合以外は指定できません。

8

HALT状態のコピー処理を停止する

本チェックボックスにチェックを入れると、ステータスが“halt”の場合にコピー処理を停止します。

本チェックボックスはコピー状態が“halt”の場合以外は指定できません。

9

トラッキング処理のみ停止する

本チェックボックスにチェックを入れると、差分スナップショット処理を停止します。

本オプションはスナップショット処理ではなく、トラッキング処理だけ停止します。

本チェックボックスは以下の条件で有効となります。

  • ステータスが“----”以外の場合

  • トラッキングが“ON”の場合

10

逆方向に実施されているコピー処理を停止する

本チェックボックスにチェックを入れると、複製先ボリュームから複製元ボリュームへのコピー処理を停止します。

4.3.5.2 複製処理の停止画面(グループ単位)

[複製処理の停止(グループ単位)]画面は以下の操作で表示できます。

グループ一覧画面での選択

操作

グループ

マウスの右ボタンをクリックして表示されるポップアップメニューから[複製解除]を選択

または

[操作]メニューから[複製解除]を選択

各オプションを設定後、[OK]ボタンをクリックします。

指定したオプションに従って、実行中のレプリケーション処理またはトラッキング処理がキャンセルされます。

複製処理の停止は操作サーバ以外でも実行できます。

設定項目および表示項目を次に示します。

[表4.16 複製処理の停止画面(グループ単位)の設定/表示項]

項番

表示項目名

説明

1

グループ

グループ名を表示します。

2

非操作サーバからコピー処理を強制的に停止する

本チェックボックスにチェックを入れると、非操作サーバからコピー処理を強制的に停止します。

本チェックボックスは以下の条件の場合に有効となります。

  • 非操作サーバである場合

  • サーバ間のレプリケーションである場合

3

非操作サーバとの通信を行う

本チェックボックスは、サーバ間レプリケーション時のみ有効です。

本チェックボックスのチェックをはずした場合、以下の処理が行われません。

  • 非操作サーバとの通信処理

  • 非操作サーバの複写先ボリュームに対するボリューム状態確認処理、前処理

4

複写元ボリュームの前後処理を行う

本チェックボックスにチェックを入れると、複写元ボリュームの前後処理が行われます。

本チェックボックスは、コピー状態が“equivalent"の場合のみ有効です。

5

複写先ボリュームの前後処理を行う

本チェックボックスにチェックを入れると、複写先ボリュームの前後処理が行われます。

本チェックボックスは、コピー状態が“equivalent"の場合のみ有効です。

6

複写元ボリュームのファイルシステムバッファをフラッシュする(Windowsのみ)

本チェックボックスにチェックを入れると、複製元のボリュームのファイルシステムバッファに対して、ロック処理の代わりにフラッシング処理を行います。

本チェックボックスは、コピー状態が“equivalent”の場合以外は指定できません。

7

HALT状態のコピー処理を停止する

本チェックボックスにチェックを入れると、ステータスが“halt”の場合にコピー処理を停止します。

本チェックボックスはコピー状態が“halt”の場合以外は指定できません。

8

トラッキング処理のみ停止する

本チェックボックスにチェックを入れると、差分スナップショット処理を停止します。

本オプションはスナップショット処理ではなく、トラッキング処理だけ停止します。

本チェックボックスは以下の条件で有効となります。

  • ステータスが“----”以外の場合

  • トラッキングが“ON”の場合

9

逆方向に実施されているコピー処理を停止する

本チェックボックスにチェックを入れると、複製先ボリュームから複製元ボリュームへのコピー処理を停止します。


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