ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書 13.1 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Sever(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX-
目次 索引 前ページ次ページ

第4章 レプリケーション管理の操作> 4.3 レプリケーション管理の操作画面

4.3.4 複製作成画面

スナップショット型レプリケーション処理(OPC/QuickOPC/SnapOPC)の起動、または同期型レプリケーション処理(EC/REC)をサスペンドします。

4.3.4.1 複製作成画面(ボリューム単位)

[複製作成(ボリューム単位)]画面は以下の操作で表示できます。

複製元ボリューム/複製先ボリューム詳細一覧画面での選択

操作

複製元ボリューム

または

複製先ボリューム

マウスの右ボタンをクリックして表示されるポップアップメニューから[複製作成]を選択

または

[操作]メニューから[複製作成]を選択


各オプションを設定後、[OK]ボタンをクリックします。

複製作成処理が開始されます。

複製作成は操作サーバ以外では実行できません。

設定項目および表示項目を次に示します。

[表4.13 複製作成画面(ボリューム単位)の設定/表示項]

項番

表示項目名

説明

1

複製元ボリューム

複製元のボリューム名を“ボリューム名@サーバ名”の形式で表示します。

2

複製先ボリューム

複製先のボリューム名を“ボリューム名@サーバ名”の形式で表示します。

3

非操作サーバとの通信を行う

本チェックボックスは、サーバ間レプリケーション時のみ有効です。

本チェックボックスのチェックをはずした場合、以下の処理が行われません。

  • 非操作サーバとの通信処理

  • 非操作サーバの複写先ボリュームに対するボリューム状態確認処理、前処理

4

複写元ボリュームの前後処理を行う

本チェックボックスにチェックを入れると、複写元ボリュームの前後処理が行われます。

5

複写先ボリュームの前後処理を行う

本チェックボックスにチェックを入れると、複写先ボリュームの前後処理が行われます。

ただし、強制サスペンド後の再開の場合は、本チェックボックスのチェックをはずしてから、同期処理を再開してください。

6

複写元ボリュームのファイルシステムバッファをフラッシュする(Windowsのみ)

本チェックボックスにチェックを入れると、複製元のボリュームのファイルシステムバッファに対して、フラッシング処理を行います。

7

同期処理を強制サスペンドする

本チェックボックスにチェックを入れると、同期処理を強制的にサスペンドすることができます。

本チェックボックスは以下の条件で有効となります。

  • 複製元ボリューム/複製先ボリュームの属するサーバが同じである

  • コピー処理の状態が“sync”または“halt”である

なお、強制サスペンド後に同期処理を再開する際には、[同期処理の開始]画面で「複写先ボリュームの前後処理を行う」のチェックをはずしてから、同期処理を再開してください。

8

QuickOPCを行う

本チェックボックスにチェックを入れると、QuickOPC処理を行うことができます。

9

SnapOPCを行う

本チェックボックスにチェックを入れると、SnapOPC処理を行うことができます。

本チェックボックスは以下の条件の場合には指定できません。

  • 複製元ボリューム/複製先ボリュームの属するサーバが異なる場合

  • 同期処理が実行中の場合

10

コンカレントサスペンドを行う

本チェックボックスにチェックを入れると、コンカレントサスペンド処理を行うことができます。

11

複製作成処理を逆方向に行う

本チェックボックスにチェックを入れると、複製先ボリュームから複製元ボリュームへ複製作成を行います。

4.3.4.2 複製作成画面(グループ単位)

[複製作成(グループ単位)]画面は以下の操作で表示できます。

グループ一覧画面での選択

操作

グループ

マウスの右ボタンをクリックして表示されるポップアップメニューから[複製作成]を選択

または

[操作]メニューから[複製作成]を選択

各オプションを設定後、[OK]ボタンをクリックします。

複製作成処理が開始されます

複製作成は操作サーバ以外では実行できません。

設定項目および表示項目を次に示します。

[表4.14 複製作成画面(グループ単位)の設定/表示項]

項番

表示項目名

説明

1

グループ

グループ名を表示します。

2

非操作サーバとの通信を行う

本チェックボックスは、サーバ間レプリケーション時のみ有効です。

本チェックボックスのチェックをはずした場合、以下の処理が行われません。

  • 非操作サーバとの通信処理

  • 非操作サーバの複写先ボリュームに対するボリューム状態確認処理、前処理

3

複写元ボリュームの前後処理を行う

本チェックボックスにチェックを入れると、複写元ボリュームの前後処理が行われます。

4

複写先ボリュームの前後処理を行う

本チェックボックスにチェックを入れると、複写先ボリュームの前後処理が行われます。

ただし、強制サスペンド後の再開の場合は、本チェックボックスのチェックをはずしてから、同期処理を再開してください。

5

複写元ボリュームのファイルシステムバッファをフラッシュする(Windowsのみ)

本チェックボックスにチェックを入れると、複製元のボリュームのファイルシステムバッファに対して、フラッシング処理を行います。

6

同期処理を強制サスペンドする

本チェックボックスにチェックを入れると、同期処理を強制的にサスペンドすることができます。

本チェックボックスは以下の条件で有効となります。

  • 複製元ボリューム/複製先ボリュームの属するサーバが同じである

  • コピー処理の状態が“sync”または“halt”である

なお、強制サスペンド後に同期処理を再開する際には、[同期処理の開始]画面で「複写先ボリュームの前後処理を行う」のチェックをはずしてから、同期処理を再開してください。

7

QuickOPCを行う

本チェックボックスにチェックを入れると、QuickOPC処理を行うことができます。

8

SnapOPCを行う

本チェックボックスにチェックを入れると、SnapOPC処理を行うことができます。

本チェックボックスは以下の条件の場合には指定できません。

  • 複製元ボリューム/複製先ボリュームの属するサーバが異なる場合

  • 同期処理が実行中の場合

9

コンカレントサスペンドを行う

本チェックボックスにチェックを入れると、コンカレントサスペンド処理を行うことができます。

10

グループの複製作成処理を逆方向に行う

本チェックボックスにチェックを入れると、複製先ボリュームから複製元ボリュームへ複製作成を行います。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2000-2007