Interstage Shunsaku Data Manager データベース連携ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 - - UNIX共通 -
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第4章 XML形式でデータを格納している場合の運用と保守> 4.2 データベースからのデータ抽出> 4.2.2 差分データの作成

4.2.2.1 強制的な差分ログの追出し

差分ログファイルへのデータ書込みは、差分ログの取得を開始する(lxrepenaコマンド)ことにより、自動的に行われます。

ただし、データベースの更新アプリケーションのトランザクションとは非同期に行われるため、データベースの最新データが差分ログに格納されていない場合があります。データベースのデータと同期をとりたい場合には、lxreplogコマンドを使用して強制的に差分ログの追出しを実施してください。

同期合わせをしない場合は、以下の手順は必要ありません。

強制的な差分ログの追出しは以下の手順となります。

  1. データベースの更新アプリケーションを停止します。
  2. 差分ログファイルに格納していない差分ログを、差分ログファイルに追い出します。差分ログファイルの追出しは、lxreplogコマンドのFオプションを実行します。

以下に、差分ログの追出しの操作例を示します。
(データベースの更新アプリケーションの停止)                (1)
lxreplog -F                                             (2)

(1)データベースの更新アプリケーションを停止します。
(2)強制的に差分ログを追い出します。

lxreplogコマンドはLinkexpress Replication optionが提供しているコマンドです。lxreplogコマンドについては、“Linkexpress Replication option 説明書”を参照してください。


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