Interstage BPM Monitoring インストールガイド 9.0
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付録B DB表領域の見積り 〜アクティビティモニタ〜> B.2 イベント格納データベース(Oracle)

B.2.2 索引サイズの見積もり

■業務イベントを格納するテーブルの索引サイズの見積もり

以下に業務イベントを格納するテーブルに定義されたBPM Monitoringシステムが使用する索引の情報を示します。索引サイズの見積もりは、Oracleのマニュアルを参照して見積もりを行ってください。

BPM Monitoringが使用する索引:

索引

索引構成列

データ型(サイズ)

Unique索引

B_EID

VARCHAR2(14)

Non-Unique索引

B_OT

TIMESTAMP(3)

データ件数の見積もりは「B.1 イベント格納データベースでのレコード数の算出(DB共通)」を参照してください。

任意の属性に対して索引を定義する場合は、別途、索引サイズを見積もってください。

業務イベントを格納するテーブルの索引サイズの見積もり例

以下に見積もり例を示します。

行数 : 100,000 行
平均レコード長A(索引構成列がB_EID) : 29バイト
平均レコード長B(索引構成列がB_OT) : 27バイト
ブロックサイズ : 8192 バイト
1ブロック内の空き領域 : 7243 バイト

1ブロック内に格納できる行数A = 7243 ÷ 29 ≒ 249 (小数以下切捨て)
1ブロック内に格納できる行数B = 7243 ÷ 27 ≒ 268 (小数以下切捨て)

よって、
見積もり量A = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (100,000 ×  1.05 / 249) ×  8192 ≒ 3376 キロバイト
見積もり量B = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (100,000 ×  1.05 / 268) ×  8192 ≒ 3136 キロバイト

■集計イベントを格納するテーブルの索引サイズの見積もり

集計イベントを格納するテーブルは、集計イベント定義の数だけ作成されます。各テーブルには、BPM Monitoringがサポートするデータ型の属性を任意の数だけ定義できます。

以下に集計イベントを格納するテーブルで、BPM Monitoringシステム用に定義する列の情報を示します。表サイズの見積もりは、Oracleのマニュアルを参照して見積もりを行ってください。

BPM Monitoringが使用する索引:

索引

索引構成列

データ型(サイズ)

Unique索引

B_EID

VARCHAR2(14)

Non-Unique索引

B_OT

TIMESTAMP(3)

Non-Unique索引

B_SID

VARCHAR2(14)

B_OT

TIMESTAMP(3)

データ件数の見積もりは「B.1 イベント格納データベースでのレコード数の算出(DB共通)」を参照してください。

任意の属性に対して索引を定義する場合は、別途、索引サイズを見積もってください。

集計イベントを格納するテーブルの索引サイズの見積もり例

以下に見積もり例を示します。

行数 : 100,000 行
平均レコード長A(索引構成列がB_EID) : 29バイト
平均レコード長B(索引構成列がB_OT) : 27バイト
平均レコード長C(索引構成列がB_SIDとB_OT) : 42バイト
ブロックサイズ : 8192 バイト
1ブロック内の空き領域 : 7243 バイト

1ブロック内に格納できる行数A = 7243 ÷ 29 ≒ 249 (小数以下切捨て)
1ブロック内に格納できる行数B = 7243 ÷ 27 ≒ 268 (小数以下切捨て)
1ブロック内に格納できる行数C = 7243 ÷ 42 ≒ 172 (小数以下切捨て)

よって、
見積もり量A = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (100,000 ×  1.05 / 249) ×  8192 ≒ 3376 キロバイト
見積もり量B = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (100,000 ×  1.05 / 268) ×  8192 ≒ 3136 キロバイト
見積もり量C = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (100,000 ×  1.05 / 172) ×  8192 ≒ 4888 キロバイト

■アラートを格納するテーブルの索引サイズの見積もり

以下にアラートを格納するテーブルで、BPM Monitoringシステム用に定義する索引の情報を示します。索引サイズの見積もりは、Oracleのマニュアルを参照して見積もりを行ってください。

BPM Monitoringが使用する索引:

索引

索引構成列

データ型(サイズ)

Unique索引

AlertId

VARCHAR2(14)

Non-Unique索引

RuleId

VARCHAR2(14)

Non-Unique索引

Priority

NUMBER(3)

Non-Unique索引

Severity

NUMBER(2)

Non-Unique索引

Avalability

NUMBER(1)

Non-Unique索引

OccurrenceTime

TIMESTAMP(3)

Non-Unique索引

CausedBusinessId

VARCHAR2(14)

Non-Unique索引

CasuedEventGroupId

VARCHAR2(14)

Non-Unique索引

CausedEventId

VARCHAR2(14)

Non-Unique索引

AlertName

VARCHAR2(128)

Non-Unique索引

EscResult

NUMBER(4)

アラートを格納するテーブルの索引サイズの見積もり例

以下に見積もり例を示します。

アラート率 : 1%
評価イベント数 : 100,000 行
アラート行数 : 100,000 ×  0.01 = 1,000
平均レコード長A(索引構成列がAlertId) : 29バイト
平均レコード長B(索引構成列がRuleId) : 30バイト
※索引構成列が、CausedBusinessId, CausedEventGroupId, CausedEventIdの索引はこれと同様。
平均レコード長C(索引構成列がPriority) : 21バイト
平均レコード長D(索引構成列がSeveriry) : 21バイト
平均レコード長E(索引構成列がAvailability) : 21バイト
平均レコード長F(索引構成列がOccurrenceTime) : 27バイト
平均レコード長G(索引構成列がAlertName) : 64バイト
平均レコード長H(索引構成列がEscResult) : 21バイト
ブロックサイズ : 8192 バイト
1ブロック内の空き領域 : 7243 バイト

1ブロック内に格納できる行数A = 7243 ÷ 29 ≒ 249 (小数以下切捨て)
1ブロック内に格納できる行数B = 7243 ÷ 30 ≒ 241 (小数以下切捨て)
1ブロック内に格納できる行数C = 7243 ÷ 21 ≒ 344 (小数以下切捨て)
1ブロック内に格納できる行数D = 7243 ÷ 21 ≒ 344 (小数以下切捨て)
1ブロック内に格納できる行数E = 7243 ÷ 21 ≒ 344 (小数以下切捨て)
1ブロック内に格納できる行数F = 7243 ÷ 27 ≒ 268 (小数以下切捨て)
1ブロック内に格納できる行数G = 7243 ÷ 64 ≒ 113 (小数以下切捨て)
1ブロック内に格納できる行数H = 7243 ÷ 21 ≒ 344 (小数以下切捨て)

よって、
見積もり量A = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (1,000 ×  1.05 / 249) ×  8192 ≒ 40 キロバイト
見積もり量B = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (1,000 ×  1.05 / 241) ×  8192 ≒ 40 キロバイト
見積もり量C = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (1,000 ×  1.05 / 344) ×  8192 ≒ 32 キロバイト
見積もり量D = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (1,000 ×  1.05 / 344) ×  8192 ≒ 32 キロバイト
見積もり量E= (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (1,000 ×  1.05 / 344) ×  8192 ≒ 32 キロバイト
見積もり量F = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (1,000 ×  1.05 / 268) ×  8192 ≒ 32 キロバイト
見積もり量G = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (1,000 ×  1.05 / 113) ×  8192 ≒ 80 キロバイト
見積もり量H = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (1,000 ×  1.05 / 344) ×  8192 ≒ 32 キロバイト

合計見積り量 = 40 + 40 × 4 + 32 + 32 + 32 + 32 + 80 + 32 = 440キロバイト

■エスカレーション結果を格納するテーブルの索引サイズの見積もり

以下にエスカレーション結果を格納するテーブルで、BPM Monitoringシステム用に定義する索引の情報を示します。索引サイズの見積もりは、Oracleのマニュアルを参照して見積もりを行ってください。

BPM Monitoringが使用する索引:

索引

索引構成列

データ型(サイズ)

Unique索引

Id

VARCHAR2(14)

Non-Unique索引

AlertId

VARCHAR2(14)

Non-Unique索引

Result

NUMBER(4)

Non-Unique索引

SystemType

VARCHAR2(5)

Non-Unique索引

ReturnId

VARCHAR2(256)

エスカレーション結果を格納するテーブルの索引サイズの見積もり例

以下に見積もり例を示します。1アラートに対して2つのアクションが設定されている場合の想定です。

アラート率 : 1%
アクション数 : 2
評価イベント数 : 100,000 行
アラート行数 : 100,000 ×  0.01 = 1,000
エスカレーション結果のレコード数:1,000 × 2 = 2,000

平均レコード長A(索引構成列がId) : 29バイト
平均レコード長B(索引構成列がAlertId) : 30バイト
平均レコード長C(索引構成列がResult) : 21バイト
平均レコード長D(索引構成列がSystemType) : 21バイト
平均レコード長E(索引構成列がReturnId) : 46バイト
ブロックサイズ : 8192 バイト
1ブロック内の空き領域 : 7243 バイト

1ブロック内に格納できる行数A = 7243 ÷ 29 ≒ 249 (小数以下切捨て)
1ブロック内に格納できる行数B = 7243 ÷ 30 ≒ 241 (小数以下切捨て)
1ブロック内に格納できる行数C = 7243 ÷ 21 ≒ 344 (小数以下切捨て)
1ブロック内に格納できる行数D = 7243 ÷ 21 ≒ 344 (小数以下切捨て)
1ブロック内に格納できる行数E = 7243 ÷ 46 ≒ 157 (小数以下切捨て)

よって、
見積もり量A = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (1,000 ×  1.05 / 249) ×  8192 ≒ 40 キロバイト
見積もり量B = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (1,000 ×  1.05 / 241) ×  8192 ≒ 40 キロバイト
見積もり量C = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (1,000 ×  1.05 / 344) ×  8192 ≒ 32 キロバイト
見積もり量D = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (1,000 ×  1.05 / 344) ×  8192 ≒ 32 キロバイト
見積もり量E= (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (1,000 ×  1.05 / 157) ×  8192 ≒ 56 キロバイト

合計サイズ: 40 + 40 + 32 + 32 + 56 = 200キロバイト


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