Interstage BPM Monitoring インストールガイド 9.0
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付録B DB表領域の見積り 〜アクティビティモニタ〜> B.2 イベント格納データベース(Oracle)

B.2.1 表サイズの見積もり

■業務イベントを格納するテーブルの表サイズの見積もり

業務イベントを格納するテーブルは、イベント定義の数だけ作成されます。各テーブルには、BPM Monitoringがサポートするデータ型の属性を任意の数だけ定義できます。

以下に業務イベントを格納するテーブルで、BPM Monitoringシステム用に定義する列の情報を示します。表サイズの見積もりは、Oracleのマニュアルを参照して見積もりを行ってください。

BPM Monitoringが使用する列:

列名

データ型(サイズ)

B_EID

VARCHAR2(14)

B_OT

TIMESTAMP(3)

データ件数の見積もりは「B.1 イベント格納データベースでのレコード数の算出(DB共通)」を参照してください。

業務イベントを格納するテーブルの表サイズの見積もり例

以下に見積もり例を示します。

行数 : 100,000 行
平均レコード長 : 1024バイト
ブロックサイズ : 8192 バイト
1ブロック内の空き領域 : 7291 バイト

1ブロック内に格納できる行数 = 7291 ÷ 1024 ≒ 7 (小数以下切捨て)
よって、
見積もり量 = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (100,000 / 7) ×  8192 ≒ 112 メガバイト

■集計イベントを格納するテーブルの表サイズの見積もり

集計イベントを格納するテーブルは、集計イベント定義の数だけ作成されます。各テーブルには、BPM Monitoringがサポートするデータ型の属性を任意の数だけ定義できます。

以下に集計イベントを格納するテーブルで、BPM Monitoringシステム用に定義する列の情報を示します。表サイズの見積もりは、Oracleのマニュアルを参照して見積もりを行ってください。

BPM Monitoringが使用する列:

列名

データ型(サイズ)

B_EID

VARCHAR2(14)

B_OT

TIMESTAMP(3)

B_ET

TIMESTAMP(3)

B_SID

VARCHAR2(14)

B_RID

VARCHAR2(14)

データ件数の見積もりは「B.1 イベント格納データベースでのレコード数の算出(DB共通)」を参照してください。

集計イベントを格納するテーブルの表サイズの見積もり例

以下に見積もり例を示します。

行数 : 100,000 行
平均レコード長 : 512バイト
ブロックサイズ : 8192 バイト
1ブロック内の空き領域 : 7291 バイト

1ブロック内に格納できる行数 = 7291 ÷ 512 ≒ 14 (小数以下切捨て)
よって、
見積もり量 = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (100,000 / 14) ×  8192 ≒ 59 メガバイト

■アラートを格納するテーブルの表サイズの見積もり

以下にアラートを格納するテーブルで、BPM Monitoringシステム用に定義する列の情報を示します。表サイズの見積もりは、Oracleのマニュアルを参照して見積もりを行ってください。

BPM Monitoringが使用する列:

列名

データ型(サイズ)

AlertName

VARCHAR2(128)

AlertId

VARCHAR2(14)

RuleId

VARCHAR2(14)

Priority

NUMBER(3)

Severity

NUMBER(2)

Availability

NUMBER(1)

OccurrenceTime

TIMESTAMP(3)

CausedBusinessId

VARCHAR2(14)

CasuedEventGroupId

VARCHAR2(14)

CausedEventId

VARCHAR2(14)

CausedBusinessName

VARCHAR2(128)

CausedEventName

VARCHAR2(128)

RelatedBusinessId

VARCHAR2(14)

RelatedEventGroupId

VARCHAR2(14)

RelatedEventId

VARCHAR2(14)

RelatedBusinessName

VARCHAR2(128)

RelatedEventName

VARCHAR2(128)

EscResult

NUMBER(4)

Message_ja

VARCHAR2(2000)

Message_en

VARCHAR2(2000)

データ件数の見積もりは「B.1 イベント格納データベースでのレコード数の算出(DB共通)」を参照してください。

アラートを格納するテーブルの表サイズの見積もり例

以下に見積もり例を示します。

アラート率 : 1%
評価イベント数 : 100,000 行
アラート行数 : 100,000 ×  0.01 = 1,000
平均レコード長 : 2399バイト
ブロックサイズ : 8192 バイト
1ブロック内の空き領域 : 7291 バイト

1ブロック内に格納できる行数 = 7291 ÷ 2399 ≒ 3 (小数以下切捨て)
よって、
見積もり量 = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (1,000 / 3) ×  8192 ≒ 2672 キロバイト

■エスカレーション結果を格納するテーブルの表サイズの見積もり

以下に業務イベントを格納するテーブル B_EscResultで、BPM Monitoringシステム用に定義する列の情報を示します。表サイズの見積もりは、Oracleのマニュアルを参照して見積もりを行ってください。

BPM Monitoringが使用する列:

列名

データ型(サイズ)

Id

VARCHAR2(14)

AlertId

VARCHAR2(14)

MessageDefId

VARCHAR2(20)

ReceiveTime

TIMESTAMP(3)

SystemType

VARCHAR2(5)

ReturnId

VARCHAR2(256)

Result

NUMBER(4)

SendContents

BOLB

ReceiveContents

BOLB

データ件数の見積もりは「B.1 イベント格納データベースでのレコード数の算出(DB共通)」を参照してください。

エスカレーション結果を格納するテーブルの表サイズの見積もり例

以下に見積もり例を示します。1アラートに対して2つのアクションが設定されている場合の想定です。

アラート率 : 1%
アクション数 : 2
評価イベント数 : 100,000 行
アラート行数 : 100,000 ×  0.01 = 1,000
エスカレーション結果のレコード数 : 1,000 × 2 = 2,000
平均レコード長 : 3115バイト
ブロックサイズ : 8192 バイト
1ブロック内の空き領域 : 7291 バイト

1ブロック内に格納できる行数 = 7291 ÷ 3115 ≒ 2 (小数以下切捨て)
よって、
見積もり量 = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (2,000 / 2) ×  8192 ≒ 8000 キロバイト


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