Interstage BPM Monitoring インストールガイド 9.0 |
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付録B DB表領域の見積り 〜アクティビティモニタ〜 | > B.1 イベント格納データベースでのレコード数の算出(DB共通) |
イベント格納データベースの以下のテーブルのデータ量を算出します。他のテーブルは使用するデータ量が小さいので割愛します。
データ名 |
テーブル |
備考 |
---|---|---|
業務イベント |
任意 |
作成される数は運用に依存します。 |
集計イベント |
任意 |
作成される数は運用に依存します。 |
アラートデータ |
B_Alert |
システムで1つだけ作成されます。 |
エスカレーション結果 |
B_EscResult |
システムで1つだけ作成されます。 |
サービスバスセンサーやRDBセンサーによって収集されたイベントは、各イベント名に対応したテーブルに格納され、各テーブルの行数はそのテーブルに格納されたイベント数に等しくなります。
業務イベントのテーブルを「GtN 」として計算します。業務イベントのテーブルは任意の個数(ここではN個と仮定)が作成されるため、GtNは、Gt1, Gt2,…, GtNまで存在するものとします。
また、各テーブルの行数を以下のように示します。
例) GtN の行数 : Ge#N
Gt1 : Ge1
Gt2 : Ge2
・
・
・
GtN : Ge#N
イベントは日々増加しますが、データ移行機能により分析データベースへ移動することができます。そのため、イベントの総数「Σge#N 」は、データ移行による移動量を考慮した最大行数とする必要があります。
概算式を以下に示します。
Base#N = 1日のイベント平均登録数 × 運用日数 |
Rem#N = 1日のイベント平均登録数 × データ移行されない期間日数 |
データ移行ルールでは、スケジュール実行日時からどれだけの期間より前に発生したイベントを移行対象とするかを指定します。データ移行されない期間とは、移行対象外の期間を指します。
Ge#N = Base#N + Rem#N |
集計イベントの行数は、生成される集計イベント数に等しくなります。各イベント名に対応したテーブルに格納され、各テーブルの行数はそのテーブルに格納されたイベント数に等しくなります。
集計イベントの各テーブルをStMとして計算します。集計イベントのテーブルは任意の個数(ここではM個と仮定)が作成されるため、StMは、St1, St2,…, StMまで存在するものとします。
また、各テーブルの行数を以下のように示します。
例) StM の行数 : Se#M
St1 : Se1
St2 : Se2
・
・
・
StM : Se#M
イベントは日々増加しますが、データ移行機能により分析データベースへ移動することができます。そのため、「Se#M 」は、データ移行による移動量を考慮した最大行数とする必要があります。
1日の平均集計イベント数は以下のように算出します。
ΣSr#M ≒ ((ルール実行日時 − 統計開始日時) ÷ 統計算出間隔) × グループ属性値種数 |
ΣSr#M_Ave =ΣSr#M ÷ 統計算出間隔を1日に換算した値 × このテーブルを算出先に指定しているルール数 |
Base_Num = 1日の集計イベント平均数(ΣSe#M_Ave) × 運用開始日からの日数 |
Rem_Num = 1日の集計イベント平均数(ΣSe#M_Ave) × データ移行されない期間日数 |
Se#M = Base#N + Rem#N |
アラートデータの行数の算出方法を以下に示します。アラートを格納するテーブルは、1つだけ存在します。
アラートデータは日々増加しますが、データ移行機能によりイベントの削除に連動して分析データベースへ移動されます。
算出式を以下に示します。
Ar = (ΣGe#N + ΣSe#M ) × 平均アラート率 |
平均アラート率は、全テーブルで同一とした場合の計算式です。
エスカレーション結果データの行数の算出方法を以下に示します。エスカレーション結果データを格納するテーブルは、1つだけ存在します。
エスカレーション結果データはアラートデータと共に日々増加しますが、データ移行機能によりイベントの削除に連動して分析データベースへ移動されます。
算出式を以下に示します。
ArEscResult = Ar × 平均エスカレーション数 |
平均エスカレーション数は、全テーブルで同一とした場合の計算式です。
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