Interstage BPM Monitoring インストールガイド 9.0 |
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付録A 必要な資源 〜アクティビティモニタ〜 | > A.3 作業領域 |
作業領域とは、センサーによって収集されたイベントを一時的に格納したり、設定情報を保管したりするための領域です。データベースではありません。
センサーは、モニタリングサーバにイベントを送信する際に、複数のイベントをまとめて送信します。これは、センサーとモニタリングサーバ間の処理コストを減少させ、性能を向上させるためです。このため、センサーには、イベントが滞留します。滞留したイベントは一定の間隔で、送信されます。この間隔のことを「イベント送信間隔」と呼び、モニタリングデザイナで設定します。
サーバ側では、センサーからのイベント通知を受付け、アクティビティモニタ用イベント格納データベースに格納します。センサーからの通知受付と、アクティビティモニタ用イベント格納データベースへの格納は非同期で行われます。このため、通知が完了してから、格納されるまでは、滞留イベントとして作業領域に書き出されます。滞留イベントは、アクティビティモニタ用イベント格納データベースへの格納処理が試みられると削除されます。
また、アクティビティモニタ用イベント格納データベースへの格納処理に失敗した場合、エラーのファイルとして作業領域に出力される場合があります。エラーのファイルは、手動による再登録が成功するまで作業領域に存在します。
作業領域のサイズについて説明します。
「センサーの作業領域」と「サーバの作業領域」の見積もりの合計サイズを作業領域として確保してください。
センサーをインストールするマシンでは、「センサーの作業領域」の見積もりサイズを作業領域として確保してください。
アクティビティモニタ用モニタリングサーバをインストールするマシンでは、「サーバの作業領域」の見積もりサイズを作業領域として確保してください。
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