Symfoware Server WebDBtoolsユーザーズガイド - FUJITSU - |
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第4章 WebScriptコマンド |
パラメタWIT_statementは、指定されたSQL文でデータベースの検索(バイナリデータの検索)を行ったあと、結果をパラメタWIT_ctypeで指定されたコンテンツタイプに従って、Webサーバに返します。結果として、ブラウザには、イメージなどのバイナリデータが表示されます。
このコマンドを使用することにより、イメージ(静止画)、音声、動画などを容易に出力することができます。
バイナリデータだけを検索するための動的SELECT文または行検索文を指定してください。行検索文については、「<!DO>」を参照してください。
指定するSQL文の検索条件は、1つのレコードを特定できるように記述してください。複数のレコードが検出された場合、先頭のレコードのバイナリデータが表示されます。
URLの一部としてパラメタを指定する場合、 URLencode関数を使用して、SQL文を変換してください。
コンテンツタイプとは、ブラウザで表示するバイナリデータの形式のことです。
データ形式に対応した以下のキーワードを指定してください。
データ形式 | キーワード |
---|---|
GIFイメージ |
image/gif |
JPEGイメージ |
image/jpeg |
au形式の音声 |
audio/basic |
aiff形式の音声 |
audio/x-aiff |
MPEG形式の動画 |
video/mpeg |
XBMイメージ |
image/x-xbitmap |
XML |
text/xml |
ブラウザによって表示できるバイナリデータの種類が異なります。ブラウザによって表示できるバイナリデータについては、ブラウザの設定を確認してください。
フォーマットファイルのアプリケーション環境パラメタformatDirからの相対パスを指定してください。ただし、パスの一部として「..」を指定することはできません。
formatDir = /prj/fmtr フォーマットファイルの絶対パス:/prj/fmtr/proc/sample.html 指定方法:WIT_onerror=proc/sample.html |
formatDir C:\prj\fmtr フォーマットファイルの絶対パス:C:\prj\fmtr\proc\sample.html 指定方法:WIT_onerror=proc\sample.html |
パラメタWIT_statementで指定されたSQL文の実行で、データベースからエラーが通知された場合、またはWebScriptのエラーが発生した場合は、本パラメタで指定されたフォーマットファイルが処理され、結果がブラウザに出力されます。 ただし、<IMG>タグを使用する場合は、効果がありません。
エラー情報は、“SYSTEM::DB_ERRORCODE、SYSTEM::DB_ERRORMSG、
SYSTEM::WL_ERRORCODE”に設定されます。
<!SETVAR SQL 'URLencode("SELECT 会社外観 FROM STOCKS.会社表 WHERE ...")'> <A HREF="$SYSTEM::MEDIA?WIT_statement=$SQL&WIT_ctype=image/gif&WIT_onerror= error.html"> ... </A> |
<!SETVAR SQL 'URLencode("SELECT 会社外観 FROM STOCKS.会社表 WHERE ...")'> <IMG SRC="$SYSTEM::MEDIA?WIT_statement=$SQL&WIT_ctype=image/gif"> |
<!SETVAR SQL '"SELECT 会社外観 FROM STOCKS.会社表 WHERE ..."'> <FORM ACTION="$SYSTEM::MEDIA" METHOD="..."> <INPUT TYPE="hidden" NAME="WIT_statement" VALUE="$SQL"> <INPUT TYPE="hidden" NAME="WIT_ctype" VALUE="image/gif"> <INPUT TYPE="hidden" NAME="WIT_onerror" VALUE="error.html"> : </FORM> |
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