NetCOBOL Studio 使用手引書
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第9章 リモート開発機能> 9.4 メイクファイル生成

9.4.1 メイクファイルの生成

以下の手順でメイクファイルを生成します。

  1. [依存]または[構造]ビューでメイクファイルを生成するプロジェクトを選択します。
  2. メニューバーから[プロジェクト] > [リモート開発] > [メイクファイル生成]を選択するか、コンテキストメニューから[リモート開発] > [メイクファイル生成]を選択します。 [メイクファイル生成]ダイアログボックスが表示されます。
  3. [メイクファイル生成]ダイアログボックスの[生成条件]にメイクファイル生成時の条件が表示されます。表示された[生成条件]でメイクファイルを生成するのであれば、[OK]ボタンを選択することによりメイクファイルが生成されます。表示された[生成条件]を変更したい場合は、[オプション設定]ボタンを選択して[生成条件]の内容を変更してください。

生成されるメイクファイルのファイル名は"Makefile"で、サーバ側とローカルPC側の両方に格納されています。

ローカルPC側のメイクファイルは、COBOLプロジェクトの[その他のファイル]フォルダに登録されます。

サーバ側のメイクファイルは、プロジェクトのプロパティの[リモート開発]ページで指定した[サーバディレクトリ]に格納されます。

メイクファイルの生成処理はサーバ側で行われます。サーバ側での実行結果の詳細は、[コンソール]ビューのツールバーのアイコン([コンソールを開く])から[COBOLリモート]を選択することにより確認できます。

[メイクファイル生成]ダイアログボックスの表示内容

[メイクファイル生成]ダイアログボックスの[生成条件]にメイクファイル生成時の、以下の生成条件が表示されます。

メイクファイルのターゲットとなる実行ファイル名またはダイナミックリンクライブラリ名(共用ライブラリ名)が表示されます。
メイクファイル生成時にサーバ側へ転送するファイルの一覧が表示されます。ファイルは以下の種別ごとに表示されます。
メイクファイル中でCOBOLソースの翻訳時に使用する翻訳オプションが表示されます。
メイクファイル中でCOBOLソースのリンク時に使用するリンクオプションが表示されます。
プリコンパイラ連携をする場合、プリコンパイラの以下の情報が表示されます。

[メイクファイル生成]ダイアログボックスの値

[メイクファイル生成]ダイアログボックスの[生成条件]に表示される値は、初回のメイクファイルと2回目以降の生成では次の違いがあります。

◆初回のメイクファイル生成

プロジェクトのプロパティの[ターゲット]ページおよび[ビルド]ページで設定されている値が参照されます。

ただし、[ビルド]ページで設定された情報は一部加工されます。[ビルド]ページの各タブの詳細を、以下に説明します。

[登録集名]ダブで指定された値はメイクファイルに反映されません。
サーバ側の環境変数にIN/OFで指定した登録集名を環境変数名として、登録集ファイルの格納されているディレクトリを設定してください。

◆2回目以降のメイクファイル生成

前回のメイクファイル生成時の値となります。


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