NetCOBOL Studio 使用手引書
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第9章 リモート開発機能> 9.3 プリコンパイラ連携> 9.3.2 プリコンパイラを使用したCOBOLプログラムの作成

9.3.2.3 プリコンパイラ入力ソースの生成・追加

プリコンパイラ入力ソースをプロジェクトに追加するには、あらかじめプロジェクトにプリコンパイラ連携情報が設定されていなければなりません。

プリコンパイラ入力ソースは、COBOLプロジェクトの[ソースファイル]フォルダに登録されていなければなりません。[ソースファイル]フォルダに登録するには、次の2つの方法があります。

プリコンパイラ入力ソースを新規作成し[ソースファイル]フォルダへ登録する

プリコンパイラ入力ソースを新規作成して[ソースファイル]フォルダへ登録するには、[COBOLソース生成ウィザード]または[オブジェクト指向COBOLソース生成ウィザード]を使用します。

ウィザードの1枚目にある[プリコンパイラを使用する]チェックボックスをチェックすると、生成したCOBOLソースまたはオブジェクト指向COBOLソースが、プリコンパイラ入力ソースとして[ソースファイル]フォルダに登録されます。

以下の手順でウィザードを起動します。

  1. [依存]または[構造]ビューでプリコンパイラ入力ファイルを生成するCOBOLプジェクトの[ソースファイル]フォルダを選択します。
  2. メニューバーから[ファイル] > [新規] > [COBOLソース] または[オブジェクト指向COBOLソース]を選択するか、コンテキストメニューから[新規] > [COBOLソース] または[オブジェクト指向COBOLソース]を選択すると、ウィザードが起動します。

プロジェクトにプリコン連携情報が設定されていない場合は、[プリコンパイラを使用する]チェックボックスが無効となります。プリコンパイラ連携情報を設定してから、再度ウィザードを起動してください。

既存のプリコンパイラ入力ソースを[ソースファイル]フォルダへ登録する

既存のプリコンパイラ入力ソースを、COBOLプロジェクトの[ソースファイル]フォルダへプリコンパイラ入力ソースとして登録することができます。

以下の手順でプロジェクト内のプリコンパイラ入力ソースを追加します。
  1. [依存]または[構造]ビューで[ソースファイル]フォルダを選択します。
  2. コンテキストメニューから[ファイルの追加]を選択します。
  3. 選択したプロジェクトに対応する[ファイル一覧]ダイアログボックスが表示されます。
  4. [ソースファイル]フォルダに追加するプリコンパイラ入力ソースを選択します。
  5. [OK]ボタンを選択すると、選択したプリコンパイラ入力ソースが[ソースファイル]フォルダに登録されます。
プロジェクト外に存在するプリコンパイラ入力ソースは以下のいずれかの方法で登録します。

プロジェクトにプリコンパイラ連携情報が登録されていない場合はエラーとなります。[ソースファイル]フォルダにファイルは登録されますが、プリコンパイラ入力ソースとして登録はされません。このままの状態でプロジェクトにプリコンパイラ連携情報を設定しても上記の操作で追加したファイルがプリコンパイラ入力ソースとして自動的に再登録はされません。[ソースファイル]フォルダから[その他のファイル]フォルダへ移動して、再度[ソースファイル]フォルダへ登録してください。

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