NetCOBOL Studio 使用手引書
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第5章 エディタ

5.4 一連番号

COBOLエディタは一連番の自動付加をサポートします。COBOLエディタの一連番号付加には、以下の2つのパターンが存在します。

一連番号領域は編集不可能です。下の表に、手動で番号付加する際のCOBOLエディタの動作を示します。

ファイルの最後に新しい行を追加する

パターンAの番号付加の場合、新しく追加された行番号は最後の一連番号に増加値を加えた値となります。その値が999999を超える場合、増加値は1に設定されます。一連番号999999の次に行が追加される場合、パターンBに変更されます。パターンBの番号付加の場合、新しく追加された行の一連番号領域用に6バイトのスペースが割当てられます。

新しい行を挿入する

パターンAの番号付加の場合、新しく追加された行の一連番号は前行の一連番号に増加値を加えた値となります。この値が次の一連番号以上となる場合、増加値は1に設定されます。ただし増加値1を加えた値が次の一連番号以上になる場合、後続の行に対して番号の振り直しが行われます。パターンBの番号付加の場合、新しく追加された行の一連番号領域に6バイトのスペースが割当てられます。

行を削除する

行が削除される場合、一連番号の振り直しは行われません。

行を貼り付ける

新しい行を挿入する処理と同様です。


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