NetCOBOL Studio 使用手引書 |
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第2章 チュートリアル |
ここではCOBOLプログラムの作成手順について説明します。
ここでは、NetCOBOL Studioの起動方法について説明します。例として、COBOLソースから実行ファイルを作成するプロジェクトを作成します。
NetCOBOL Studioの起動は[スタート]メニューから [すべてのプログラム] > [NetCOBOL Professional Edition 開発パッケージ V9.0] > [NetCOBOL] > [NetCOBOL Studio]を選択します。
Windows 2000では[すべてのプログラム]は[プログラム]となります。
[NetCOBOL Professional Edition 開発パッケージ V9.0]の文字列はお使いになっている製品により異なります。
NetCOBOL Studioを起動すると、[起動]ダイアログボックスが表示されます。
[起動]ボタンを選択すると、NetCOBOL Studioのウィンドウが表示されます。
ここではCOBOLプロジェクトの作成方法について説明します。
メニューバーより[ファイル] > [新規] > [COBOLプロジェクト]を選択すると、新規プロジェクト作成ウィザードが表示されます。
・ 1枚目
1枚目では、プロジェクト名と保存フォルダを入力します。
設定項目 |
設定内容 |
---|---|
プロジェクト名 |
SAMPLE1 |
プロジェクトコンテンツ |
[ワークスペース内に新規プロジェクトを作成]を選択 |
・ 2枚目
ターゲットに関する情報を指定する画面です。ここでは何も指定せずに次に進みます。
生成するコードを選択する画面です。[使用可能なコード生成ウィザード]として[COBOLソース]を選択し、[終了]ボタンを選択します。
COBOLソース生成ウィザードで、COBOLソースファイルのひな型を作成します。
設定項目 |
設定内容 |
---|---|
プロジェクト名 |
SAMPLE1 |
ファイル名 |
SAMPLE1 |
PROGRAM-ID |
SAMPLE1 |
ファイルコメント |
(任意のコメントを入力してください) |
[終了]ボタンを選択すると"SAMPLE1.cob"ファイルが作成され、COBOLエディタで開かれます。
ウィザードで生成されたCOBOLソースファイルを編集します。必要なデータ項目や手続きを追加・修正します。
編集が完了したら、COBOLエディタのコンテキストメニューから[保存]を選択します。
ここまでの手順でCOBOLプログラムのビルドは完了しています。
ただし、メニューバーの[プロジェクト] > [自動的にビルド]の選択が解除されている場合はビルドが実行されないため、選択をしなおしてください。選択すると自動的にCOBOLプログラムがビルドされます。
手動でビルドをするには、メニューバーから [プロジェクト] > [プロジェクトのビルド]を選択してください。
デバッガを起動する前にブレークポイントを設定します。以下の手順でブレークポイントを設定します。
ブレークポイントの設定が完了したらデバッガを起動します。メニューバーから[実行] > [デバッグ] > [COBOLアプリケーション]を選択します。
処理が最初のブレークポイントに達すると、パースペクティブを切り替えるかの確認メッセージが表示されるので[はい]ボタンを選択します。
パースペクティブがデバッグパースペクティブに切り替わり、最初のブレークポイントで処理が中断します。
メニューバーの[実行]から目的のメニュー項目を選択して、デバッグを実行してください。
デバッグ完了後にCOBOLパースペクティブに戻るには、ウィンドウ右上部のを選択し、表示されたメニューから[COBOL]を選択してください。
作成したCOBOLプログラムを実行するには、メニューバーより[実行] > [実行] > [COBOLアプリケーション]を選択してください。
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