Symfoware Active DB Guard 運用ガイド

4.13 複写先システムのBC管理DBの異常

複写先システムでは、以下のActive DB Guardのコマンドを実行中に、BC管理DBのRLP管理オブジェクトに異常を検出した場合はメッセージを出力します。閉塞した資源のアーカイブログを適用して障害発生の直前までリカバリします。

• rdbbconlineコマンド

• rdbbcrefコマンド

• rdbbcmapコマンド

• 表のDSI削除文および順序削除文

メッセージの出力例

rdb: ERROR: qdg20026u:BC管理DBが閉塞されています RLP名='RLP名' RLP管理オブジェクト'BC管理DB名.DSI名'

メッセージに設定されているRLP管理オブジェクトのDSI名から対象の資源を特定し、リカバリを行います。

• データベースの再起動時とオンライン時に異常が発生した場合はRLPを再作成します。

• rdbbcrefコマンド実行時に異常が発生した場合は、BC管理DBをリカバリした後にrdbbcrefコマンドを再実行してください。

Symfoware Serverの起動時にBC管理DBのRLP管理オブジェクトに異常を検出した場合、rdbstartコマンドは異常終了にならず、RLP閉塞・終了オフラインになります。

• BC管理DBの異常時のリカバリの詳細については"設計・セットアップガイド"の“BC管理DBの運用”を参照してください。

• RLPの再作成の詳細については“RLPの再作成”を参照してください。