Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.2
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第3部 使用手引> 第8章 レポート画面

8.8 カテゴリ別診断レポートの評価方法

本節では、カテゴリ別診断レポートで表示されるレポートの分析方法について示します。

レポートタイトルにUNIXを含むレポートはSolaris、Linux共通レポートです。

8.8.1 Webトランザクション リクエスト 

項目

説明

評価

サービス別リクエスト状況(リクエスト数、リクエスト所要時間)

各サービス毎にリクエスト状況を把握/比較ができます。

各サービス毎のリクエスト数、及び、リクエストに要した時間の偏りやピークなどの把握を行います。想定しているリクエスト数、もしくは、リクエストに要する時間を超える場合に、Webサーバの追加などの対応の判断を行うことができます。

8.8.2 Webトランザクション トラフィック 

項目

説明

評価

サービス別トラフィック量

各サービス毎にトラフィック量を把握/比較ができます。

各サービス毎のトラフィック量の偏りやピークなどの把握を行います。想定しているトラフィック量を超える場合に、Webサーバの追加などの対応の判断を行うことができます。

8.8.3 Webトランザクション エラー 

項目

説明

評価

サービス別エラー数

各サービス毎にエラー数を把握/比較できます。

各サービス毎にエラーの発生状況の把握を行います。

8.8.4 Webトランザクション サーバヒット 

項目

説明

評価

サービス別サーバヒット数

各サービス毎にサーバヒット数を把握/比較できます。

各サービス毎にサーバヒット数の発生状況の把握を行います。

8.8.5 Webトランザクション クライアントヒット 

項目

説明

評価

サービス別クライアントヒット数

各サービス毎にクライアントヒット数を把握/比較できます。

各サービス毎にクライアントヒット数の発生状況の把握を行います。

8.8.6 Webトランザクション リモートヒット 

項目

説明

評価

サービス別リモートヒット数

各サービス毎にリモートヒット数を把握/比較できます。

各サービス毎にリモートヒット数の発生状況の把握を行います。

8.8.7 Windows CPU 

項目

説明

評価

CPU使用率(User、System)

CPU使用率の把握/比較ができます。

CPU使用率の偏りやピークの把握などを行います。

使用率が80%を継続的に超えるような場合、CPUがボトルネックとなって性能問題が発生している、または発生する可能性があります。

CPUの増設、アップグレード、もしくは業務の運用スケジュールの変更や他サーバへの再配置など検討する必要があります。

【注意レベル】

CPU使用率 > 80%

CPU待ち要求数

CPU待ち要求数の把握/比較ができます。

CPU待ち要求数が継続的に多くなっている場合、プロセッサのアップグレードよりも増設のほうが効果的な場合があります。

CPU使用率と比較して、CPU使用率が高く、待ち要求数がない場合、単一のプロセスの処理にCPU性能が追いついていないため、プロセッサのアップグレードで対応します。

【注意レベル】

CPU待ち要求数 > 2

8.8.8 Windows 物理ディスク 

項目

説明

評価

物理ディスクビジー率

物理ディスク負荷状況の把握/比較ができます。

ディスク毎の負荷の偏りやピークの把握などを行います。

物理ディスクビジー率が継続的に60%以上で推移する場合、ディスク負荷ががボトルネックとなって性能問題が発生している、または発生する可能性があります。

【注意レベル】

物理ディスクビジー率 >= 60%

物理ディスク待ち要求数

物理ディスク待ち要求数の把握/比較ができます。

ディスク毎のI/Oリクエストの偏りやピークの把握などを行います。

物理ディスク待ち要求数が2以上で推移する場合、ディスク負荷がボトルネックとなって性能問題が発生している、または発生する可能性があります。ディスクの負荷分散や増設を検討する必要があります。

【注意レベル】

物理ディスク待ち要求数 >= 2

8.8.9 Windows ディスク量 

項目

説明

評価

ディスク使用率

ディスク使用量の状況の把握/比較ができます。

ディスク毎の使用量の偏りやピークの把握などを行います。

8.8.10 Windows メモリ 

項目

説明

評価

空きメモリ容量

空きメモリ容量の把握/比較ができます。

空きメモリ量の偏りやピークの把握などを行います。

空きメモリ量が4MB付近を断続的に推移する場合、メモリ不足がボトルネックとなって性能問題が発生している、または発生する可能性があります。

【注意レベル】

空きメモリ容量 < 4 MB

ページイン/ページアウト数

ページング発生状況の把握/比較ができます。

グラフを参考に対処します。

8.8.11 Windows プロセス 

項目

説明

評価

CPU使用時間

プロセス別CPU使用時間のグラフです。

CPU時間を多く占めているプロセスを特定することができます。

ページファイルサイズ

プロセス別ページファイル使用量の積み上げグラフです。

仮想メモリ使用率の高いコンピュータの場合、どのプロセスが仮想メモリを多く消費しているのかを確認できます。

消費ワーキングセット

プロセス別ワーキングセットサイズ使用量の積み上げグラフです。

物理メモリ使用率の高いコンピュータの場合、どのプロセスが物理メモリを多く消費しているのかを確認できます。

8.8.12 Windows CPU(等高線) 

項目

説明

評価

CPU使用率

CPU使用率の把握/比較ができます。

CPU使用率の高低が等高線によって表現されています。CPU使用率の偏りやピークを視覚的に捉えることが可能です。

1ヶ月程度の長期にわたるデータの利用を前提としています。

8.8.13 Windows 物理ディスク(等高線) 

項目

説明

評価

物理ディスクビジー率

物理ディスクビジー率の把握/比較ができます。

物理ディスクビジー率の高低が等高線によって表現されています。物理ディスクビジー率の偏りやピークを視覚的に捉えることが可能です。

1ヶ月程度の長期にわたるデータの利用を前提としています。

8.8.14 Windows メモリ(等高線) 

項目

説明

評価

空きメモリ容量

空きメモリ容量の把握/比較ができます。

空きメモリ容量の高低が等高線によって表現されています空きメモリ容量の偏りやピークを視覚的に捉えることが可能です。

1ヶ月程度の長期にわたるデータの利用を前提としています。

8.8.15 UNIX CPU 

項目

説明

評価

CPU使用率(User、System)

CPU使用率の把握/比較ができます

CPU使用率の偏りやピークの把握などを行います。

使用率が80%を継続的に超えるような場合、CPUがボトルネックとなって性能問題が発生している、または発生する可能性があります。

CPUの増設、アップグレード、もしくは業務の運用スケジュールの変更や他サーバへの再配置など検討する必要があります。

【注意レベル】

CPU使用率 > 80%

CPU待ち行列長

CPU待ち行列長と待ち要求サイズの複合グラフです。

『 CPU待ち行列長 > 10 』の場合、もしくは、『 (CPU実行待ち時間率) > 90%以上で、かつ、(待ち要求数)÷(プロセッサ数)> 2 』の状態が継続的に発生する場合、複数プロセスがCPU割当て待ちになり、レスポンスが低下している可能性があります。

会話型ジョブのチューニングや多重度の制限ができない場合、CPUの増設を検討してください。

『 CPU実行待ち時間率> 90 and 待ち要求数 < 1 』の場合、1つのプログラムの実行により、CPUを占有している可能性があります。

会話型ジョブのレスポンス等に特に問題がなければ、チューニングを行う必要はありません。問題がある場合には、CPUを占有しているジョブの優先度を下げてください。なお、他にボトルネックとなっている資源がある場合は、CPUを増設してもあまり効果を期待できない可能性があります。

【注意レベル】

CPU実行待ち時間率 > 90

and

待ち要求数 < 1

この情報は、Solarisサーバをレポートした場合に表示される情報です。

8.8.16 UNIX 物理ディスク 

項目

説明

評価

物理ディスクビジー率

物理ディスク負荷状況の把握/比較ができます。

ディスク毎の負荷の偏りやピークの把握などを行います。

物理ディスクビジー率が60%以上になるとディスクのアクセス待ち時間が目立ちはじめ、さらに80%以上になると待ち時間を含めた平均アクセス時間は、通常時の2〜3倍以上に低下すると言われています。

80%以上を推移する場合は、ディスク負荷によるボトルネックが発生していると考えて間違いないでしょう。

ディスク負荷によるボトルネックは、以下の複数項目より判定します。ディスクの増設、または負荷率の低いディスク装置へファイルを移動する(データ配置の見直し)等を検討する必要があります。

  1. 物理ディスクビジー率
  2. ディスクアクセスでのサービス時間
  3. ディスク待ち要求数

【注意レベル】

物理ディスクビジー率 >= 60% and

サービス時間 >= 30(ms) and

ディスク待ち要求数 >= 2

物理ディスク待ち要求数

物理ディスク待ち要求数の把握/比較ができます。

ディスク毎のIOリクエストの偏りやピークの把握などを行います。

ディスクアクセスでのサービス時間 >= 30(ms)、かつ待ち要求数が多い場合、ディスクへのアクセス要求が集中している可能性があります。データ配置の見直しを検討する必要があります。

ディスクアクセスでのサービス時間 >= 30(ms)、かつ待ち要求数が少ない場合、同一コントローラ内に負荷の高いディスク装置が接続されている可能性があります。

【注意レベル】

サービス時間 >= 30(ms)

and

ディスク待ち要求数 < 2

サービス時間

サービス時間の把握/比較ができます。

サービス時間とは、1つの入出力要求を完全に処理するのに要する平均時間です。

この時間には、入出力キュー内に既にある要求の処理終了待ち時間を含みます。

【注意レベル】

サービス時間 >= 30(ms)

8.8.17 UNIX ディスク量 

項目

説明

評価

ディスク使用率

ディスク使用量の状況の把握/比較ができます。

ディスク毎の使用量の偏りやピークの把握などを行います。

8.8.18 UNIX メモリ 

項目

説明

評価

空きメモリ容量

メモリ使用状況の把握/比較ができます。

空きメモリ容量の偏りやピークの把握などを行います。

空きメモリ容量がカーネルパラメタ lotsfree(単位:KB)の値付近を断続的に推移する場合、メモリ不足がボトルネックとなって性能問題が発生している、または発生する可能性があります。

【注意レベル】

空きメモリ容量 < lotsfree

スワップイン/スワップアウト回数

スワッピングの発生状況の把握/比較ができます。

  • スワップインのみ発生している場合

一時的にメモリ不足によりスワップアウトされたプロセスがスワップインされただけであり、特に問題はありません。

  • スワップアウトのみ発生している場合

一時的にメモリが不足し、不要なプロセスがスワップアウトされただけであり、特に問題はありません。

プロセスが一時的に大量に生成された場合に、このような事象が発生します。

  • 両方発生している場合

現在のUNIXでは、スワッピングが発生しないのが正常な状態です。深刻なメモリ不足に陥っていると考えられ、メモリ増設の必要があります。

この情報は、Solarisサーバをレポートした場合に表示される情報です。

8.8.19 UNIX プロセス 

項目

説明

評価

CPU使用時間

プロセス毎CPU使用時間のグラフです。

CPU時間を多く占めているプロセスを特定することができます。

メモリ使用量

プロセス別メモリ使用量の積み上げグラフです。

メモリ不足が発生しているコンピュータでは、どのプロセスが原因となっているのかが特定できます。

8.8.20 UNIX CPU(等高線) 

項目

説明

評価

CPU使用率

CPU使用率の把握/比較ができます。

CPU使用率の高低が等高線によって表現されています。CPU使用率の偏りやピークを視覚的に捉えることが可能です。

1ヶ月程度の長期にわたるデータの利用を前提としています。

8.8.21 UNIX 物理ディスク(等高線) 

項目

説明

評価

物理ディスクビジー率

物理ディスクビジー率の把握/比較ができます。

物理ディスクビジー率の高低が等高線によって表現されています。物理ディスクビジー率の偏りやピークを視覚的に捉えることが可能です。

1ヶ月程度の長期にわたるデータの利用を前提としています。

8.8.22 UNIX メモリ(等高線) 

項目

説明

評価

空きメモリ容量

空きメモリ容量の把握/比較ができます。

空きメモリ容量の高低が等高線によって表現されています空きメモリ容量の偏りやピークを視覚的に捉えることが可能です。

1ヶ月程度の長期にわたるデータの利用を前提としています。

8.8.23 Solaris Zone CPU 

項目

説明

評価

CPU使用率

CPU使用率の把握ができます

SolarisゾーンのCPU使用率の傾向やピークの把握などを行います。

CPU使用時間

CPU使用時間の把握ができます。

SolarisゾーンのCPU使用時間の傾向やピークの把握などを行います。

8.8.24 Solaris Zone メモリ 

項目

説明

評価

メモリ使用率

メモリ使用率の把握ができます

Solarisゾーンのメモリ使用率の傾向やピークの把握などを行います。

仮想メモリサイズ

仮想メモリサイズの把握ができます。

Solarisゾーンの仮想メモリサイズの傾向やピークの把握などを行います。

実メモリサイズ

実メモリサイズの把握ができます。

Solarisゾーンの実メモリサイズの傾向やピークの把握などを行います。

8.8.25 Solaris Zone CPU(等高線) 

項目

説明

評価

CPU使用率

CPU使用率の把握ができます。

CPU使用率の高低が等高線によって表現されていますCPU使用率の傾向やピークを視覚的に捉えることが可能です。

1ヶ月程度の長期にわたるデータの利用を前提としています。

8.8.26 Solaris Zone メモリ(等高線) 

項目

説明

評価

メモリ使用率

メモリ使用率の把握ができます。

メモリ使用率の高低が等高線によって表現されていますメモリ使用率の傾向やピークを視覚的に捉えることが可能です。

1ヶ月程度の長期にわたるデータの利用を前提としています。

8.8.27 Interstage EJBアプリケーション 

項目

説明

評価

要求処理時間(平均/最大/最小)

EJBアプリケーションの処理時間の最大、最小、平均値です。

  • 全時間帯(1日)を通じて最大要求処理時間が長く、平均要求処理時間が最大要求処理時間にちかい時間となっている場合

以下の要因が考えられます。

  • サーバアプリケーションに性能問題がある
  • システムの負荷が高い

上記の観点でサーバアプリケーションおよびシステムの見直しを行ってください。

  • 特定の時間帯で、最大・平均・最小の各要求処理時間が長くなっている場合

特定の時間帯にシステム負荷が高くなっている可能性があります。他のサーバアプリケーションの性能情報も測定し、負荷状況を確認してください。

  • 最大要求処理時間は長いが、平均要求処理時間は短く、最小要求処理時間に近い時間となっている場合

以下の要因が考えられます。

  • 一時的にシステムの負荷が高くなった
  • 特定の条件下でサーバアプリケーションに性能問題がある

上記の観点で、システムおよびサーバアプリケーションを見直してください。

要求処理待ち時間(平均/最大/最小)

クライアントが要求を受け付けてから、メソッドが処理を開始するまでの時間の最大、最小、平均値を表示します。

  • 特定の時間帯で、最大・平均・最小の各要求処理待ち時間が長くなっている場合

特定の時間帯にシステム負荷が高くなっている可能性があります。他のサーバアプリケーションの性能情報も測定し、負荷状況を確認してください。

  • 最大要求処理待ち時間は長いが、平均要求処理待ち時間は短く、最小要求処理待ち時間に近い時間となっている場合

以下の要因が考えられます。

  • 一時的にシステムの負荷が高くなった
  • 特定の条件下でサーバアプリケーションに性能問題がある

上記の観点で、システムおよびサーバアプリケーションを見直してください。

  • 性能監視を実施した全時間帯で、最大要求処理待ち時間および平均要求処理待ち時間が長くなっている場合

クライアントからの要求数に対して、サーバアプリケーションの処理能力が不足しています。ワークユニット定義でプロセス多重度を上げるなど、サーバアプリケーションの処理能力を上げる対処を実施してください。

要求受信数/処理待ち要求数

性能監視開始時からのオブジェクトの累積処理数および、オブジェクトに対して処理待ちとなった要求の最大数です。

  • 特定の時間帯で、処理数・処理待ち要求数が多くなっている場合

特定の時間帯にサーバアプリケーションに対する要求数が増加しています。クライアントからの要求数に対して、サーバアプリケーションの処理能力が不足している場合には、ワークユニット定義でプロセス多重度を上げるなど、サーバアプリケーションの処理能力を上げる対処を行ってください。また、他のサーバアプリケーションの性能情報も測定し、負荷状況を確認してください。

  • 処理待ち要求数が大きいが、平均要求処理待ち時間が短い場合

isinfobjコマンドを使用し、定期的に待ちキューの状態を確認して、収集間隔内の負荷状態を確認してください。

VMメモリ使用量

VMのメモリ量の最大、平均値です。

VMのメモリ使用量が多くなっている場合には、メモリリークしている可能性があります。オブジェクトの削除の観点で、見直しを実施する等、サーバアプリケーションの見直しを実施してください。

セッション数

現在のEJBオブジェクト数です。

EJBオブジェクト数がクライアント接続数より多くなっている場合、createメソッドに対するremoveメソッドの実行がされていない可能性があります。クライアントアプリケーションの見直しを実施してください。

8.8.28 Interstage CORBAアプリケーション 

項目

説明

評価

要求処理時間(平均/最大/最小)

CORBAアプリケーションの処理時間の最大、最小、平均の値です。

  • 全時間帯(1日)を通じて最大要求処理時間が長く、平均要求処理時間が最大要求処理時間に近い時間となっている場合

以下の要因が考えられます。

  • サーバアプリケーションに性能問題がある
  • システムの負荷が高い
  • 特定の時間帯で、最大・平均・最小の各要求処理時間が長くなっている場合

特定の時間帯にシステム負荷が高くなっている可能性があります。他のサーバアプリケーションの性能情報も測定し、負荷状況を確認してください。

  • 最大要求処理時間は長いが、平均要求処理時間は短く、最小要求処理時間に近い時間となっている場合

以下の要因が考えられます。

  • 一時的にシステムの負荷が高くなった
  • 特定の条件下でサーバアプリケーションに性能問題がある

上記の観点で、システムおよびサーバアプリケーションを見直してください。

要求処理待ち時間(平均/最大/最小)

クライアントが要求を受け付けてから、オペレーションが処理を開始するまでの時間の最大、最小、平均の値です。

  • 特定の時間帯で、最大・平均・最小の各要求処理待ち時間が長くなっている場合

特定の時間帯にシステム負荷が高くなっている可能性があります。他のサーバアプリケーションの性能情報も測定し、負荷状況を確認してください。

  • 最大要求処理待ち時間は長いが、平均要求処理待ち時間は短く、最小要求処理待ち時間に近い時間となっている場合

以下の要因が考えられます。

  • 一時的にシステムの負荷が高くなった
  • 特定の条件下でサーバアプリケーションに性能問題がある

上記の観点で、システムおよびサーバアプリケーションを見直してください。

  • 性能監視を実施した全時間帯で、最大要求処理待ち時間および平均要求処理待ち時間が長くなっている場合

クライアントからの要求数に対して、サーバアプリケーションの処理能力が不足しています。ワークユニット定義でプロセス多重度を上げるなど、サーバアプリケーションの処理能力を上げる対処を実施してください。

要求受信数/処理待ち要求数

性能監視開始時からのオブジェクトの累積処理数およびオブジェクトに対して処理待ちとなった要求の最大数です。

  • 特定の時間帯で、処理数・処理待ち要求数が多くなっている場合

特定の時間帯にサーバアプリケーションに対する要求数が増加しています。クライアントからの要求数に対して、サーバアプリケーションの処理能力が不足している場合には、ワークユニット定義でプロセス多重度を上げるなど、サーバアプリケーションの処理能力を上げる対処を行ってください。また、他のサーバアプリケーションの性能情報も測定し、負荷状況を確認してください。

  • 処理待ち要求数が大きいが、平均要求処理待ち時間が短い場合

isinfobjコマンドを使用し、定期的に待ちキューの状態を確認して、収集間隔内の負荷状態を確認してください。

8.8.29 Interstage トランザクションアプリケーション 

項目

説明

評価

要求処理時間(平均/最大/最小)

トランザクションアプリケーションの処理時間の最大、最小、平均の値です。

  • 全時間帯(1日)を通じて最大要求処理時間が長く、平均要求処理時間が最大要求処理時間に近い時間となっている場合

以下の要因が考えられます。

  • サーバアプリケーションに性能問題がある
  • システムの負荷が高い
  • 特定の時間帯で、最大・平均・最小の各要求処理時間が長くなっている場合

特定の時間帯にシステム負荷が高くなっている可能性があります。他のサーバアプリケーションの性能情報も測定し、負荷状況を確認してください。

  • 最大要求処理時間は長いが、平均要求処理時間は短く、最小要求処理時間に近い時間となっている場合

以下の要因が考えられます。

  • 一時的にシステムの負荷が高くなった
  • 特定の条件下でサーバアプリケーションに性能問題がある

上記の観点で、システムおよびサーバアプリケーションを見直してください。

要求処理待ち時間(平均/最大/最小)

クライアントが要求を受け付けてから、オブジェクトが処理を開始するまでの時間の最大、最小、平均の値です。

  • 特定の時間帯で、最大・平均・最小の各要求処理待ち時間が長くなっている場合

特定の時間帯にシステム負荷が高くなっている可能性があります。他のサーバアプリケーションの性能情報も測定し、負荷状況を確認してください。

  • 最大要求処理待ち時間は長いが、平均要求処理待ち時間は短く、最小要求処理待ち時間に近い時間となっている場合

以下の要因が考えられます。

  • 一時的にシステムの負荷が高くなった
  • 特定の条件下でサーバアプリケーションに性能問題がある

上記の観点で、システムおよびサーバアプリケーションを見直してください。

  • 性能監視を実施した全時間帯で、最大要求処理待ち時間および平均要求処理待ち時間が長くなっている場合

クライアントからの要求数に対して、サーバアプリケーションの処理能力が不足しています。ワークユニット定義でプロセス多重度を上げるなど、サーバアプリケーションの処理能力を上げる対処を実施してください。

要求受信数/処理待ち要求数

性能監視開始時からのオブジェクトの累積処理数およびオブジェクトに対して処理待ちとなった要求の最大数です。

  • 特定の時間帯で、処理数・処理待ち要求数が多くなっている場合

特定の時間帯にサーバアプリケーションに対する要求数が増加しています。クライアントからの要求数に対して、サーバアプリケーションの処理能力が不足している場合には、ワークユニット定義でプロセス多重度を上げるなど、サーバアプリケーションの処理能力を上げる対処を行ってください。また、他のサーバアプリケーションの性能情報も測定し、負荷状況を確認してください。

8.8.30 Interstage IJServer JVM 

項目

説明

評価

JavaVMのヒープ情報(平均/最大/最小)

JavaVMのヒープ情報を表示します。

ヒープ情報の偏りやピークの把握などを行います。

JavaVMのPerm領域情報(平均/最大/最小)

JavaVMのPerm領域の情報を表示します。

Perm領域情報の偏りやピークの把握などを行います。

ガベージコレクション情報(平均/最大/最小)

JavaVMのガベージコレクションの情報を表示します。

ガベージコレクションの発生回数の偏りやピークの把握などを行います。

8.8.31 Interstage IJServer JTA 

項目

説明

評価

トランザクション情報(平均/最大/最小)

アプリケーションで使用したトランザクションの情報を表示します。

トランザクション数の偏りやピークの把握などを行います。

8.8.32 Interstage IJServer JDBC 

項目

説明

評価

コネクションプール情報(平均/最大/最小)

InterstageでJDBCのコネクションをプーリングしている場合、プーリングされているコネクションの情報です。

コネクション数の偏りやピークの把握などを行います。

コネクション獲得待ち情報(平均/最大/最小)

プ-ルからコネクションを獲得しようとした場合に、最大コネクション数分だけコネクションが全て使用されていた場合、コネクションタイムアウト時間だけコネクションが返却されるのを待機します。そのコネクションが返却されるのを待機した情報です。

コネクション待ち回数やコネクション待ちスレッド数の偏りやピークの把握などを行います。

物理コネクション確立情報(平均/最大/最小)

確立されたコネクション情報または破棄されたコネクション情報です。

コネクション確立数の偏りやピークの把握などを行います。

アプリケーションからのコネクション確立情報(平均/最大/最小)

アプリケーションで使用したコネクション情報です。

コネクション獲得回数等の偏りやピークの把握などを行います。

8.8.33 Interstage IJServer SERVLET Container 

項目

説明

評価

スレッド数合計(平均/最大/最小)

スレッド数の合計情報です。

スレッド数の偏りやピークの把握などを行います。

現在処理中のスレッド数(平均/最大/最小)

現在処理中のスレッド数情報です。

現在処理中のスレッド数の把握を行います。

8.8.34 Interstage IJServer SERVLET WebModule 

項目

説明

評価

有効なセッション数(平均/最大/最小)

有効なセッション数情報です。

有効なセッション数情報を把握します。

8.8.35 Interstage IJServer EVENT SERVICE 

項目

説明

評価

接続コンシューマ数(平均/最大/最小)

接続コンシューマ数情報です。

接続コンシューマ数の情報を把握します。

接続サプライヤ数(平均/最大/最小)

接続サプライヤ数情報です。

接続サプライヤ数の情報を把握します。

蓄積イベントデータ数(平均/最大/最小)

蓄積イベントデータ数情報です。

蓄積イベントデータ数の情報を把握します。

8.8.36 Symfoware 共用バッファ 

項目

説明

評価

共用バッファ枯渇回数

未使用状態のバッファが存在しない状態が発生した回数。

共用バッファをチューニングしてください。

共用バッファヒット率

共用バッファにヒットした率(%)を表示します。

共用バッファをチューニングして下さい。

ただし、インデックスを付加せずに、主に表の広範囲をアクセス対象とする応用プログラムを実行させる運用では、オンバッファヒット率は0%もしくは、それに近い割合を示しますが、これは問題ではありません。

8.8.37 Symfoware ログ領域 

項目

説明

評価

BIログ域枯渇回数

BIログ域が枯渇状態になっていることを表示します。

BIログ域のサイズを拡大します。

リカバリログ量オーバ検出回数

リカバリログ量をオーバし、チェックポイントが発生した回数。

リカバリログ量のサイズが適切か確認して、不足している場合、サイズを拡大します。

トランザクションエントリ数枯渇回数

トランザクションエントリが枯渇状態になっていることを表示します。

トランザクションエントリ数を拡大します。

8.8.38 Symfoware ディスクI/O 

項目

説明

評価

データベーススペース別I/O回数

各データベーススペースの時間単位のI/0回数

グラフを参照して対応します。

8.8.39 Oracle SGA 

項目

説明

評価

バッファキャッシュヒット率

バッファ・キャッシュの役割は、ディスク(データファイル)へのアクセスを減らすことです。

バッファキャッシュのサイズを指定する初期化パラメタ"DB_BLOCK_BUFFERS"または"DB_CACHE_SIZE"の値を大きくします。

※ "DB_CACHE_SIZE"はOracle9iより新規に追加された初期化パラメタです。

※ 物理メモリの残容量に注意します。

REDOログバッファキャッシュ

REDOログバッファキャッシュは、オンラインREDOログに書き込まれる情報を保持します。

REDOログバッファキャッシュへの書込みにおいて待ちが発生している場合には、初期化パラメタ"LOG_BUFFERS"の値を大きくします。

REDOログバッファキャッシュからディスクへのI/Oで待ちが発生している場合には、REDOログファイルを専用のディスクに配置したり高速なRAID装置に配置します。ファイルシステムにREDOログファイルを配置している場合にはダイレクトI/Oの使用、またはRAWデバイスに移動することを検討ください。

Oracle8以前であり、かつREDOログバッファキャッシュに対するラッチ待ちが発生している場合は、初期化パラメタ"LOG_SMALL_ENTRY_MAX_SIZE"の値を小さくします。上記チューニングで効果がない場合、初期化パラメタ"LOG_SIMULTANEOUS_COPIES"の値を大きくします。

ライブラリキャッシュヒット率

ライブラリキャッシュは、解析され実行可能状態にあるSQL文を格納します。

初期化パラメタ"SHARED_POOL_SIZE"の値を大きくします。

物理メモリの残容量に注意します。

ディクショナリキャッシュヒット率

データベースのセグメント(索引、順序、表など)ファイル領域の状況、オブジェクト権限といったデータディクショナリの情報を保持します。

初期化パラメタ"SHARED_POOL_SIZE"の値を大きくします。

物理メモリの残容量に注意します。

8.8.40 Oracle PGA 

項目

説明

評価

メモリソートヒット率

ソートはできるだけメモリ内で行うべきです。ソートはディスクよりもメモリで行ったほうが、はるかに速いからです。

初期化パラメタ"SORT_AREA_SIZE"または"PGA_AGGREGATE_TARGET"の値を大き

くします。

※ "PGA_AGGREGATE_TARGET"はOracle9iより新規に追加された初期化パラメタです。

※ メモリの残容量に注意します。

※ 上記の初期化パラメタの変更はすべてのSQL文の最適化において実行計画が変更される可能性があるため、メモリソートヒット率が大きな問題に なっていない限り、値の変更には十分ご注意ください。

8.8.41 Oracle ディスクI/O 

項目

説明

評価

テーブルスペース空き容量

テーブルスペースの空き容量の最小値を表示します。

データファイルの拡張、または追加をします。

データベースI/O量

データベースのI/O量を表示します。

グラフを参考に対処します。

8.8.42 Oracle リソース競合 

項目

説明

評価

ロールバックセグメント待ち時間なし比率

ロールバックセグメントヘッダー待ちは、全くないか、あってもごくわずかにおさえるのが理想です。

ロールバックセグメントを使用している場合には、ロールバックセグメント

の個数が不足しているので追加します。

※ Oracle9i以上でUNDO表領域を使用している場合には、自動でチューニングされます。

8.8.43 CentricManager トラフィック 

項目

説明

評価

回線使用率

回線使用率の把握比較ができます。

回線使用率の偏りやピークの把握などを行います。

オクテット数

オクテット数の把握比較ができます。

オクテット数の偏りやピークの把握などを行います。

8.8.44 CentricManager パケット 

項目

説明

評価

パケット数

パケット数の把握比較ができます。

パケット数の偏りやピークの把握などを行います。

破棄パケット率

破棄パケット率の把握比較ができます。

データのエラー以外の理由(バッファ不足など)で送信できないパケットが多かったインターフェースを、特定することができます。

エラーパケット率

エラーパケット率の把握比較ができます。

データのエラーによって送信できないパケットが多かったインターフェースを、特定することができます。

8.8.45 Operation Manager サブシステム 

項目

説明

評価

サブシステム別ジョブ多重度 (ジョブ多重度、ネットワーク・分散実行ジョブ多重度)

サブシステム別の最大ジョブ多重度(ジョブ多重度、ネットワーク・分散実行ジョブ多重度)の把握比較ができます。

サブシステム別ジョブ多重度の偏りやピークの把握などを行います。

CPU使用率、メモリ空き容量、DISK使用率などが注意レベルを超えた場合、ジョブスケジュールを見直し多重度を減らすなどの対処をしてください。

サブシステム別ジョブネット多重度

サブシステム別の最大ジョブネット多重度の把握比較ができます。

サブシステム別ジョブネット多重度の偏りやピークの把握を行います。

サブシステム別実行待ちジョブ数

サブシステム別の最大実行待ちジョブ数の把握比較ができます。

サブシステム別実行待ちジョブ数の偏りやピークの把握を行います。実行待ちジョブ数が多い場合、ジョブの実行スケジュールを見直してください。

サブシステム別実行待ち時間

サブシステム別のジョブの最大実行待ち時間の把握比較ができます。

サブシステム別ジョブの実行待ち時間の偏りやピークの把握を行います。実行待ち時間が長くCPU使用率、メモリ使用量、DISK使用率などが注意レベルを超えた場合、ジョブ多重度を減らすなどの対処をしてください。

サブシステム別予測時間超えジョブ数

サブシステム別の予測時間超えたジョブ数の把握比較ができます。

サブシステム別実行予測時間超えジョブ数の偏りやピークの把握を行います。予測時間越えジョブ数が多くCPU使用率、メモリ使用量、DISK使用率などが注意レベルを超えた場合、ジョブ多重度を減らすなどの対処をしてください。

8.8.46 Operation Manager キュー 

項目

説明

評価

キュー別ジョブ多重度(ジョブ多重度、ネットワーク・分散実行ジョブ多重度)

キュー別の最大ジョブ多重度(ジョブ多重度、ネットワーク・分散実行ジョブ多重度)の把握比較ができます。

キュー別ジョブ多重度の偏りやピークの把握などを行います。CPU使用率、メモリ空き容量、DISK使用率などが注意レベルを超えた場合、ジョブスケジュールを見直し多重度を減らすなどの対処をしてください。

キュー別ジョブネット多重度

キュー別の最大ジョブネット多重度の把握比較ができます。

キュー別ジョブネット多重度の偏りやピークの把握を行います。

キュー別実行待ちジョブ数

キュー別の最大実行待ちジョブ数の把握比較ができます。

キュー別実行待ちジョブ数の偏りやピークの把握を行います。実行待ちジョブ数が多い場合、ジョブの実行スケジュールを見直してください。

キュー別実行待ち時間

キュー別のジョブの最大実行待ち時間の把握比較ができます。

キュー別ジョブの実行待ち時間の偏りやピークの把握を行います。実行待ち時間が長くCPU使用率、メモリ使用量、DISK使用率などが注意レベルを超えた場合、ジョブ多重度を減らすなどの対処をしてください。

キュー別予測時間超えジョブ数

キュー別の予測時間超えジョブ数の把握比較ができます。

キュー別実行予測時間超えジョブ数の偏りやピークの把握を行います。予測時間越えジョブ数が多くCPU使用率、メモリ使用量、DISK使用率などが注意レベルを超えた場合、ジョブ多重度を減らすなどの対処をしてください。

8.8.47 Operation Manager プロジェクト 

項目

説明

評価

プロジェクト別ジョブ多重度

プロジェクト別の最大ジョブ多重度の把握比較ができます。

プロジェクト別ジョブ多重度の偏りやピークの把握などを行います。CPU使用率、メモリ空き容量、DISK使用率などが注意レベルを超えた場合、ジョブスケジュールを見直し多重度を減らすなどの対処をしてください。

プロジェクト別ジョブネット多重度

プロジェクト別の最大ジョブネット多重度の把握比較ができます。

プロジェクト別ジョブネット多重度の偏りやピークの把握を行います。

プロジェクト別実行待ちジョブ数

プロジェクト別の最大実行待ちジョブ数の把握/比較ができます。

プロジェクト別実行待ちジョブ数の偏りやピークの把握を行います。実行待ちジョブ数が多い場合、ジョブの実行スケジュールを見直してください。

プロジェクト別実行待ち時間

プロジェクト別のジョブの最大実行待ち時間の把握/比較ができます。

プロジェクト別ジョブの実行待ち時間の偏りやピークの把握を行います。実行待ち時間が長くCPU使用率、メモリ使用量、DISK使用率などが注意レベルを超えた場合、ジョブ多重度を減らすなどの対処をしてください。

プロジェクト別予測時間超えジョブ数

プロジェクト別の予測時間超えジョブ数の把握/比較ができます。

プロジェクト別実行予測時間超えジョブ数の偏りやピークの把握を行います。予測時間越えジョブ数が多くCPU使用率、メモリ使用量、DISK使用率などが注意レベルを超えた場合、ジョブ多重度を減らすなどの対処をしてください。

8.8.48 NetworkManager ネットワークトラフィック 

項目

説明

評価

入力ネットワーク使用率

ネットワークトラフィックを把握する事ができます。

ネットワークトラフィックの平均値、最大値および最大発生時刻が表示されます。表示されたレポートより、問題個所を特定し、対処してください。

出力ネットワーク使用率割合

8.8.49 NetworkManager CPU負荷 

項目

説明

評価

CPU使用率

CPU使用率を把握する事ができます。

CPU使用率の平均値、最大値および最大発生時刻が表示されます。表示されたレポートより、問題個所を特定し、対処してください。

8.8.50 NetworkManager コリジョン 

項目

説明

評価

コリジョン

発生したコリジョン数を把握する事ができます。

コリジョン発生数の平均値、最大値および最大発生時刻が表示されます。表示されたレポートより、問題個所を特定し、対処してください。

8.8.51 NetworkManager CRCエラー 

項目

説明

評価

CRCエラー

発生したCRCエラー数を把握する事ができます。

CRCエラー数の平均値、最大値および最大発生時刻が表示されます。表示されたレポートより、問題個所を特定し、対処してください。

8.8.52 NetworkManager ドロップパケット 

項目

説明

評価

入力ドロップパケット

発生したドロップパケット数を把握する事ができます。

ドロップパケット数の平均値、最大値および最大発生時刻が表示されます。表示されたレポートより、問題個所を特定し、対処してください。

出力ドロップパケット

8.8.53 NetworkManager 送受信パケット 

項目

説明

評価

入力パケット

送受信パケット数を把握する事ができます。

送受信パケット数の平均値、最大値および最大発生時刻が表示されます。表示されたレポートより、問題個所を特定し、対処してください。

出力パケット

8.8.54 NetworkManager 破棄パケット 

項目

説明

評価

入力破棄パケット

破棄パケット数を把握する事ができます。

破棄パケット数の平均値、最大値および最大発生時刻が表示されます。表示されたレポートより、問題個所を特定し、対処してください。

出力破棄パケット

8.8.55 NetworkManager エラーパケット 

項目

説明

評価

入力エラーパケット

エラーパケット数を把握する事ができます。

エラーパケット数の平均値、最大値および最大発生時刻が表示されます。表示されたレポートより、問題個所を特定し、対処してください。

出力エラーパケット

8.8.56 NetworkManager IP稼働 

項目

説明

評価

IP稼働率

IP稼働率を監視する事ができます。

IP稼働率の平均値、ダウン時間およびダウン回数が表示されます。表示されたレポートより、問題個所を特定し、対処してください。

8.8.57 NetworkManager RTT 

項目

説明

評価

RTT

RTT(mSec)とPingロスト率を監視する事ができます。

RTT値の平均値と最大値、pingロスト率の平均値と最大値が表示されます。表示されたレポートより、問題個所を特定し、対処してください。

Pingロスト率

8.8.58 TcpNetwork 

項目

説明

評価

TCP送受信パケット数

ネットワークインターフェース毎の送受信パケットの把握/比較ができます。

サーバーリソースに(CPU/メモリ/ディスク)に問題がないにも係わらず、業務の処理性能が遅い場合、ネットワーク性能がボトルネックとなっている可能性があります。

TCP送受信パケットサイズ

ネットワークインターフェース毎の送受信パケットサイズの把握/比較ができます。

グラフを参考に対処します。

再送率/重複受信率/パケットロスト率

ネットワークインターフェース毎の再送率/重複受信率/パケットロスト率の把握/比較ができます。

グラフを参考に対処します。

ネットワークトラブル発生状況

ネットワークインターフェース毎のネットワークトラブルの発生状況を把握/比較できます。

グラフを参考に対処します。

8.8.59 Storage CM CPU使用率 

項目

説明

評価

CM CPU使用率

CMのCPU使用率の把握比較ができます。

CMのCPU使用率の偏りやピークの把握などを行います。

1つ以上のCMのCPU使用率が85%以上でかつその他全CMのCPU使用率が75%以上の場合、全CMが高負荷状態の可能性があります。

8.8.60 Storage Disk使用率 

項目

説明

評価

Disk使用率

RAIDGroup毎のDisc使用率把握比較ができます。

Disc使用率の偏りやピークの把握などを行います。

Disc使用率が80%以上の場合、負荷の高いアプリケーションが同一RAIDGroupへ集中している可能性があります。あるいは、当該RAIDGroupのRAID構成が不適切な可能性があります。

8.8.61 Storage スループット 

項目

説明

評価

スループット

RAIDGroup毎のスループットのReadとWriteの把握比較ができます。

スループットの偏りやピークの把握などを行います。

8.8.62 Storage IOPS 

項目

説明

評価

IOPS

RAIDGroup毎のIOPSのReadとWrite把握比較ができます。

IOPSの偏りやピークの把握などを行います。

8.8.63 Storage レスポンスタイム 

項目

説明

評価

Storage レスポンスタイム

RAIDGroup毎のレスポンスタイムのReadとWrite把握比較ができます。

レスポンスタイムの偏りやピークの把握などを行います。

8.8.64 Storage キャッシュヒット率 

項目

説明

評価

Storage キャッシュヒット率

RAIDGroup毎のキャッシュヒット率のReadとWrite把握比較ができます。

キャッシュヒット率の偏りやピークの把握などを行います。

8.8.65 Workload 

項目

説明

評価

配分CPU資源量

資源モジュール単位の使用CPU資源量を把握/比較ができます。

グラフを参考に対処します。

使用CPU資源量

資源モジュール単位の配分CPU資源量/使用CPU資源量を把握/比較ができます。

グラフを参考に対処します。

8.8.66 MS-SQL ACCESS METHOD 

項目

説明

評価

アクセス方式

MS-SQLのアクセス方式の把握比較ができます。

グラフを参考に対処します。

8.8.67 MS-SQL Server BUFFER 

項目

説明

評価

バッファキャッシュヒット数

MS-SQLのバッファキャッシュヒット数の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

アクセス数

MS-SQLのアクセス数の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

8.8.68 MS-SQL Server CACHE 

項目

説明

評価

キャッシュヒット数

MS-SQLのキャッシュヒット数の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

ヒット数

MS-SQLのヒット数の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

8.8.69 MS-SQL Server DATABASES 

項目

説明

評価

トランザクション数

MS-SQLのトランザクション数の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

アクティブトランザクション数

MS-SQLのアクティブトランザクション数の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

ログ領域比率

MS-SQLのログ領域比率の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

8.8.70 MS-SQL Server GENERALSTATISTICS 

項目

説明

評価

ユーザ接続数

MS-SQLのユーザ接続数の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

8.8.71 MS-SQL Server LOCKS 

項目

説明

評価

デッドロック数

MS-SQLのデッドロック数の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

待機待ちロック要求数

MS-SQLの待機待ちロック要求数の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

8.8.72 MS-SQL Server MEMORY 

項目

説明

評価

メモリ容量

MS-SQLのメモリ容量の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

8.8.73 MS-SQL SQL STATISTICS 

項目

説明

評価

SQLバッチ要求数

MS-SQLのSQLバッチ要求数の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

8.8.74 MS-.NET ASP.NET 

項目

説明

評価

処理待ち要求数

MS-.NETの処理待ち要求数の把握ができます。

  • 全時間帯(1日)を通じて最大要求処理時間が長く、平均要求処理時間が最大要求処理時間にちかい時間となっている場合

以下の要因が考えられます。

  • ―サーバアプリケーションに性能問題がある
  • ―システムの負荷が高い

上記の観点でサーバアプリケーションおよびシステムの見直しを行ってください。

  • 特定の時間帯で、最大・平均・最小の各要求処理時間が長くなっている場合

特定の時間帯にシステム負荷が高くなっている可能性があります。他のサーバアプリケーションの性能情報も測定し、負荷状況を確認してください。

  • 最大要求処理時間は長いが、平均要求処理時間は短く、最小要求処理時間に近い時間となっている場合

以下の要因が考えられます。

  • ―一時的にシステムの負荷が高くなった
  • ―特定の条件下でサーバアプリケーションに性能問題がある

上記の観点で、システムおよびサーバアプリケーションを見直してください。

アプリケーション再起動回数

MS-.NETのアプリケーション再起動回数の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

ワーカープロセス再起動回数

MS-.NETのワーカープロセス再起動回数の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

8.8.75 MS-.NET Applications 

項目

説明

評価

トランザクション数

MS-.NETのトランザクション数の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

実行要求数

MS-.NETの実行要求数の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

アクティブセッション数

MS-.NETのアクティブセッション数の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

エラー総数

MS-.NETのエラー総数の把握ができます。

グラフを参考に対処します。

8.8.76 MS-.NET Remote procedure 

項目

説明

評価

リモートプロシジャコールの総数

MS-.NETのリモートプロシジャコールの総数が把握できます。

グラフを参考に対処します。

8.8.77 レスポンス推定(リクエスト変動) 

項目

説明

評価

遅延分析

N層アーキテクチャにおいてクライアントからの送信されるリクエストに対するレスポンスを返す際に、それぞれの層で発生する平均遅延時間を推定できます。

各サーバの構成要素がレスポンスに与える影響の大きさの把握を行います。

表の値が空白の場合は、分析不能であることを示しています。

リクエスト変動

リクエスト頻度の増加によって、平均遅延時間がどれくらい変化するか推定できます。

プロビジョニング効果の見積もりを行います。

表の値が空白の場合は、分析不能であることを示しています。

8.8.78 レスポンス推定(サーバ数変動) 

項目

説明

評価

遅延分析

N層アーキテクチャにおいてクライアントからの送信されるリクエストに対するレスポンスを返す際に、それぞれの層で発生する平均遅延時間を推定できます。

各サーバの構成要素がレスポンスに与える影響の大きさの把握を行います。

表の値が空白の場合は、分析不能であることを示しています。

サーバ数変動

サーバ数の増加によって、平均遅延時間がどれくらい変化するか推定できます。

プロビジョニング効果の見積もりを行います。

表の値が空白の場合は、分析不能であることを示しています。


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