Linkexpress Transactional Replication option説明書
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付録E リリース情報

E.1 追加機能の概要

本ソフトウェアで、以前のバージョンレベルに対して行った機能追加は、以下の表に示すとおりです。

[表:新機能]

項番

VL

プラットフォーム

追加機能名

詳細

1

V5.0L10

Solaris
Windows

OSのサポート範囲の変更

サポートOSとして以下を追加しました。

  • Solaris(TM) 10 オペレーティングシステム
  • Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2,Standard Edition
  • Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2,Enterprise Edition

また、以下のOSはサポート対象外となりました。

  • 日本語Solaris(TM) 2.6 オペレーティングシステム
  • 日本語Solaris(TM) 7 オペレーティングシステム
  • Microsoft(R) Windows NT(R) Server Network Operating System Version 4.0
  • Microsoft(R) Windows NT(R) Server,Enterprise Edition Network Operating System Version 4.0

データベースのサポート範囲の変更

サポートデータベース種別として以下を追加しました。

  • Symfoware Server V6/V7/V8
  • Oracle10g

また、以下のデータベース種別はサポート対象外となりました。

  • SymfoWARE Server V4/V5

非同期通信基盤の変更

従来から非同期通信基盤として使用していたMessageQueueDirector/IDCMをTRM/JournalTransferに変更します。
これにより、同梱するパッケージについても、MessageQueueDirector/IDCMからTRM/JournalTransferに変更します。

[TRO]
大規模連携対応

大規模なデータベースシステムに対応するために、以下の機能をサポートします。

  • テーブル数拡大(64→1024)
  • 逐次差分反映の多重度拡大(8→99)

[TRO]
エラーロギング機能の機能拡張

従来のエラーロギング機能を拡張し、以下を実現します。

  • 冗長格納(n:1の連携での同一キー項目に対する操作など)発生時のエラーログ出力
  • パック10進数属性データまたはゾーン10進数属性データの異常時のエラーログ出力抑止

[TRO]
情報系連携強化

情報系システムとの連携に対応するために、以下の機能をサポートします。

  • トランザクション識別子情報の文字列化
  • ジャーナルチェックポイントによる逐次差分反映の自動停止

[TRO]
Oracleデータベースに対するサポート範囲の拡張

複写先データベースとして、データベース・キャラクタ・セットがUTF-8エンコーディングのOracleデータベースをサポートします。

[TRO]
SQL Serverデータベースに対するサポート範囲の拡張

複写先データベースとして、以下の識別子/インスタンスを持つSQL Serverデータベースへの格納をサポートします。

  • 標準でない識別子("AAA-B"(ハイフン)や"1月"(先頭が全角数字)など)への対応
  • 大文字小文字を区別するインスタンスへの対応

[TJNL]
Oracleデータベースに対するサポート範囲の拡張

複写元データベースとして、以下のデータベース・キャラクタ・セットのOracleデータベースをサポートします。

  • JA16EUCTILDE
  • JA16SJISTILDE
  • AL32UTF8
  • UTF8

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