Linkexpress Transactional Replication option説明書
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付録B TJNL> B.3 システムファイル容量の見積り式

B.3.2 ジャーナル取得ファイルの容量(Oracle連携)

ジャーナル取得ファイルの容量見積り式を"図:ジャーナル取得ファイル容量の見積り"に示します。

[図:ジャーナル取得ファイル容量の見積り]

*1:Oracleデータベースの作成時に初期化パラメータDB_BLOCK_SIZEで指定した値
*2:格納総ジャーナルレコード数は次の式で求められます。

  格納総ジャーナルレコード数 =
    1トランザクションあたりの格納ジャーナルレコード数*8
      × 1時間あたりのトランザクション処理件数 × 蓄積保存時間(h)

*3:平均ジャーナルレコード長は次の式で求められます。

  平均ジャーナルレコード長 =
    [論理ジャーナルレコード長*6 ÷ 1トランザクションあたりの格納ジャーナルレコード数*8]切上げ

*4:1SQL実行あたりのバッファ数は次の式で求められます。

  1SQL実行あたりのバッファ数 =
    [更新する表内で取得対象として定義されている列数 ÷ 8]切上げ

*5:ジャーナル取得ファイルのデータ格納用索引(TJNLGETINDEX)のレコード長
*6:論理ジャーナルレコード長は次の式で求められます。

  論理ジャーナルレコード長 =
   ( (500 × 1SQL実行あたりのバッファ数*4)
     + 更新する表内で取得対象として定義されているデータ格納サイズ*7の合計
     + (更新する表内で取得対象として定義されている列数 × 6) )
     × 1更新あたりの格納レコード数

*7:データ格納サイズは"表:データ型とデータ格納サイズの対応"に従って求めます。
*8:1トランザクションあたりの格納ジャーナルレコード数は次の式で求められます。

  1トランザクションあたりの格納ジャーナルレコード数 =
     1トランザクションで更新するデータベースレコード件数

注1) 小数点以下は切上げ
注2) Σは取得対象のOracleの表の累計

[表:データ型とデータ格納サイズの対応]

データ種

取得定義での指定方法

データ格納サイズ
(バイト数)

指定形式

長さ

精度

位取り

文字

CHAR

n

n

可変長文字

VARCHAR2

n

n

各国語文字

NCHAR

n

n×2

可変長
各国語文字

NVARCHAR2

n

n×2

数値(固定小数)

NUMBER

p

q

p+2

数値(整数)

NUMBER

p

p+1

透過文字列

BINARY

n

n


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