Linkexpress Transactional Replication option説明書
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12.10.3.14 tjnlckpt(ジャーナル・チェックポイントを取得する)
■機能
ジャーナル・チェックポイントを取得するコマンドです。本コマンドの実行により、ジャーナル・チェックポイントの情報がジャーナル取得ファイルに取得されます。
なお、ジャーナル・チェックポイントはジャーナル配付機能が運用状態のときにメッセージキューへ配付されます。ジャーナル・チェックポイントが配付された時点で、配付された旨を通知するメッセージをコンソール(Windowsではイベントビューア)に表示します。
■入力形式
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tjnlckpt [ -s sysname ] -k ckptname
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■パラメタ
-s sysname
TRMシステム名を指定します。本パラメタを省略した場合、TRMシステム名は"TRM001"となります。
-k ckptname
業務の区切りとして取得するジャーナル・チェックポイントの名前を、32byte以内の文字列で指定します。使用可能な文字は、英数字、"@"、"_"です。なお、本コマンドを実行する前に、取得定義によりジャーナル・チェックポイント名を定義しておく必要があります。
■注意事項
- 本コマンドは、スーパユーザ(WindowsではAdministratorsローカルグループのユーザ)およびTRM利用者グループのユーザが実行できます。
- 本コマンドを実行する前に、TRM、Oracleデータベース、Oracleのリスナー、TJNLおよびジャーナル取得機能を起動しておく必要があります。TRMに関する詳細は"TRM"を、OracleデータベースおよびOracleのリスナーに関する詳細はOracleのマニュアルを参照してください。また、TJNLの起動は"trmqdstrsvc(TJNLを起動する)"を、ジャーナル取得機能の起動は"tjnlstr(TJNLの一部の機能を起動する)"を参照してください。
- 配付定義のOutCodeキーワードにGS_KANAを指定した場合は、ジャーナル・チェックポイントの名前には英小文字を使用しないでください。
■使用例
例.ジャーナル・チェックポイント"JNL_END"を取得する
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tjnlckpt -k JNL_END
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