Linkexpress Transactional Replication option説明書
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12.10.3.6 tjnlfmtdef(取得定義を登録する)
■機能
取得定義を登録するコマンドです。以下の操作を行います。
登録された取得定義および定義反映を行った後に修正されていない取得定義を新取得定義と呼びます。新取得定義は定義反映を行うことによって、有効な定義となります。定義反映が行われた定義を、現取得定義と呼びます。
■入力形式
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tjnlfmtdef [ -s sysname ] { -a | -m | -d } { -f filename | -i }
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■パラメタの説明
-s sysname
TRMシステム名を指定します。本パラメタを省略した場合、TRMシステム名は"TRM001"となります。
{-a | -m | -d}
定義操作を指定します。
-a : 指定された定義内容を新規に追加する
-m : 指定された定義内容で既存の定義を変更する
-d : 指定された取得定義ファイルに記述されている取得定義を削除する
{-f filename | -i}
定義内容を指定します。
-f filename : 取得定義ファイルの名前を指定する
-i : 定義内容を標準入力から入力する場合に指定する
■注意事項
- 本コマンドは、スーパユーザ(WindowsではAdministratorsローカルグループのユーザ)およびTRM利用者グループのユーザが実行できます。
- 本コマンドを実行する前に、TRMを起動しておく必要があります。TRMに関する詳細は"TRM"を参照してください。
- TJNLの運用状態に関連なく、本コマンドを実行できます。
- 本コマンドを実行する前に、取得定義ファイルを作成しておく必要があります。作成方法については、"取得定義の作成"を参照してください。
- TJNLの環境を削除した場合、登録されていた定義はすべて削除されます。
- 定義操作は取得定義単位に行われます。取得定義ファイル内に複数の取得定義を記述している場合、一部の取得定義で異常が発生してもコマンドの実行は継続され、取得定義ファイルに記述されたすべての取得定義に対して定義操作が行われます。
- 定義内容を標準入力から入力する指定をした場合は、EOF(End of File:ファイルの終端)となるまで読込みが続けられます。通常の設定であれば、EOF文字はCTRLキー+D(WindowsではCTRLキー+Z)を同時に押すことによって入力できます。
■使用例
例.取得定義を追加する
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tjnlfmtdef -f fmtdef -a
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