Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第7章 ジョブを操作する

7.7 キューを操作する

管理者(Windows版の場合は、Administratorsグループに属するユーザ、UNIX版の場合は、スーパーユーザ)は、キューに対して以下の操作ができます。

■操作手順

  1. 操作対象のキューの選択

    [Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[キュー]を選択します。メインウィンドウに[キュー状態表示/操作]ウィンドウが表示されます。このウィンドウで操作対象のキューを選択します。

    [図:[キュー状態表示/操作]ウィンドウ]

  2. キューを操作する

    以下の方法でそれぞれ操作します。

    キューの停止:
    [ファイル]メニューの[キュー操作]から[停止]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューの[キュー操作]から[停止]をクリックします)。
    停止中のキューの開始:
    [ファイル]メニューの[キュー操作]から[開始]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューの[キュー操作]から[開始]をクリックします)。
    定義の一時変更:
    [ファイル]メニューの[キュー操作]から[定義変更]を選択すると、[キューの定義の一時変更]ダイアログボックスが表示されます(または、右クリックによるポップアップメニューの[キュー操作]から[定義変更]をクリックします)。

    [キューの定義の一時変更]ダイアログボックスでは、実行先キューが混雑してジョブの実行が遅延した場合などに、以下の定義を一時的に変更して対処することができます。なお、一時的に変更したキューの属性内容は、ジョブ実行制御を初期化モードで起動するまでの間、保持されます。

    • キュー内のジョブの多重度
    • 投入可能ジョブ数
    • 実行経過時間の制限値
    • デフォルト実行待ち優先順位
    • デフォルト実行優先度

    [図:[キューの定義の一時変更]ダイアログボックス]

■キューの状態と操作の関係

キューの各状態に対して、操作できる/できないの関係を以下に示します。


サーバでのキュー操作について

サーバ側からキューを操作することもできます。その場合は、qstop(キューの停止)、qstart(停止中のキューの開始)、qalter(定義の一時変更)コマンドを使用します。各コマンドについて詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

 


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