Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第7章 ジョブを操作する

7.6 デマンドジョブを操作する

[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウの[ジョブ]配下で投入したデマンドジョブの操作は、[ジョブ状態表示/操作]ウィンドウで行います。[ジョブ状態表示/操作]ウィンドウでは、デマンドジョブだけでなく、スケジュールジョブも含めたすべてのジョブに対して、以下の操作ができます。

■操作手順

  1. 操作対象のジョブの選択

    [Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[ジョブ]を選択します。メインウィンドウに[ジョブ状態表示/操作]ウィンドウが表示されます。[ジョブ状態表示/操作]ウィンドウで操作対象のジョブを選択します。

    [図:[ジョブ状態表示/操作]ウィンドウ]

  2. ジョブの操作

    以下の方法でそれぞれ操作します。

    実行の保留:
    [ファイル]メニューの[ジョブ操作]から[保留]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューの[ジョブ操作]から[保留]をクリックします)。
    保留の解除:
    [ファイル]メニューの[ジョブ操作]から[保留解除]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューの[ジョブ操作]から[保留解除]をクリックします)。
    実行キューの移動:
    [ファイル]メニューの[ジョブ操作]から[移動]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューの[ジョブ操作]から[移動]をクリックします)。[ジョブの移動]ダイアログボックスが表示されます。下記の[ジョブの移動]ダイアログボックスの設定方法を参照し、移動先のキューを指定します。
    ジョブの削除:
    [ファイル]メニューの[ジョブ操作]から[削除]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューの[ジョブ操作]から[削除]をクリックします)。
    ジョブ情報の変更:
    [ファイル]メニューの[ジョブ操作]から[変更]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューの[ジョブ操作]から[変更]をクリックします)。[ジョブの情報変更]ダイアログボックスが表示されます。下記の[ジョブの情報変更]ダイアログボックスの設定方法を参照し、変更内容を入力します。

     

    [ジョブの移動]ダイアログボックスの設定

    [ジョブ状態表示/操作]ウィンドウの[ファイル]メニューの[ジョブ操作]から[移動]を選択することにより表示される[ジョブの移動]ダイアログボックスにて必要な設定をします。

[図:[ジョブの移動]ダイアログボックス]

[元のキュー]:
当該ジョブが、現在存在しているキュー名が表示されます。
[移動先キュー名]:
移動先キューを選択します。


ジョブの移動

分散実行キューから他のキューへの移動、または他のキューから分散実行キューへの移動はできません。

 

[ジョブの情報変更]ダイアログボックスの設定

[ジョブ状態表示/操作]ウィンドウの[ファイル]メニューの[ジョブ操作]から[変更]を選択することにより表示される[ジョブの情報変更]ダイアログボックスにて必要な設定をします。

[図:[ジョブの情報変更]ダイアログボックス]

[実行優先順位]:
当該ジョブの実行優先順位を変更します。
[実行優先度]:
当該ジョブの実行優先度を変更します。

 

■ジョブの状態と操作の関係

ジョブの各状態に対して、操作できる/できないの関係を以下に示します。

なお、ジョブの状態が“実行保留”または“出力保留”の場合、管理者が保留にしたジョブは、管理者しか保留解除できません。


ネットワークジョブの操作

他サーバに実行依頼したネットワークジョブの操作は、実行サーバ上ではなく、ジョブの投入元サーバで行ってください。実行サーバ側で操作した場合の動作は保証されません。


サーバでのジョブ操作について

サーバ側からジョブを操作することもできます。その場合は、qhold(実行の保留)、qrls(保留の解除)、qmove(実行キューの移動)、qdel(ジョブの削除)、qjalter(ジョブ情報の変更)コマンドを使用します。各コマンドについて詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。


Operation Managerユーザを指定した場合のジョブの操作について【UNIX版】

拡張ユーザ管理機能が有効で、[利用者]にOperation Managerユーザを指定した場合は、そのOperation Managerユーザに対応づけられたOSユーザの権限でジョブを操作することができます。指定したOperation Managerユーザ以外に、OSユーザに対応づけられたすべてのOperation Managerユーザのジョブ情報が表示され、表示されたジョブ情報に対して操作が可能になります。

 


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