Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第3章 サーバの電源の投入/切断をスケジュールする> 3.3 電源スケジュールを設定する

3.3.2 非標準のパターンを作成・適用する

非標準のパターンとは、1日分の電源投入/切断およびリブートの契機を定義した汎用的なパターンのことです。標準のパターンだけでサーバを運用すると、毎週同じパターンでサーバの電源投入、切断およびリブートが繰り返されます。標準のパターンとは別のパターンで電源投入/切断およびリブートを行いたい日には、非標準のパターンを設定します。非標準のパターンは、 SYSTEM_CALENDARに設定した休日以外の複数の日に適用できます。電源スケジュールの非標準のパターンは、以下の手順で設定します。

 

■操作手順

  1. [電源制御スケジュール]ダイアログボックス−[電源制御]シートの表示

    [Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[SYSTEM_CALENDAR]を選択後、[オプション]メニューから[電源制御スケジュール]を選択します。

    [図:[電源制御スケジュール]ダイアログボックス−[電源制御]シート]

  2. [電源制御スケジュール]ダイアログボックス(非標準のパターン用)の表示

    [電源制御パターン]リストより[標準]以外を選択し、[パターンの設定]ボタンをクリックします。

    [図:[電源制御パターン]ダイアログボックス(非標準のパターン用)]

  3. 非標準のパターンの作成

    [電源制御パターン]ダイアログボックス(非標準のパターン用)を使って、パターン名を設定し、1日分の電源制御パターン(電源投入時刻/電源切断時刻/リブート時刻)を作成します。

    その後、[OK]ボタンをクリックして、[電源制御パターン]ダイアログボックス(非標準のパターン用)を閉じます。[電源制御スケジュール]ダイアログボックス−[電源制御]シートに、新規に作成した非標準のパターンの名前が追加されます。非標準のパターンは、8個まで設定できます。

    きめ細かな電源制御パターンを作成する場合は、[運転時刻]ダイアログボックスを使用します。[運転時刻]ダイアログボックスは、[電源制御パターン]ダイアログボックスのタイムチャート上で、マウスの右クリックによるポップアップメニューから[運転時刻の詳細]を選択すると表示されます。

    [図:[運転時刻]ダイアログボックス]

  4. 非標準のパターンの保存

    [電源制御スケジュール]ダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックします。

  5. 非標準のパターンを適用する日の選択

    [カレンダの登録]ウィンドウの曜日部分をクリックすると、その曜日に当たる日の日付部分が選択状態になります。日付部分をクリックすると、その日付が選択状態になります。

    また、シフトキーを押しながら日付部分をクリックする(範囲選択)、コントロールキーを押しながら日付部分をクリックする(追加選択)操作により、日付を複数選択できます。

    選択状態を解除する場合は、もう一度クリックします。

    [図:[カレンダの登録]ウィンドウ]

  6. 非標準のパターンの適用

    [カレンダの登録]ウィンドウの右クリックによるポップアップメニューから、作成した非標準のパターンを選択します。選択した日付に非標準のパターンが適用されます。作成した非標準のパターンは、「運用日(“作成したパターン名”)」の形式でポップアップメニューに表示されます。

非標準のパターンを休日に対して設定した場合、その日は休日から運用日に変わります。

 


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