Systemwalker Operation Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 Systemwalker Operation Managerを導入する> 1.3 Windowsへインストールする

1.3.1 インストール前の注意事項

Systemwalker Operation Managerをインストールするときは、以下のことに注意してください。

■サービスおよびジョブの停止につい

インストール時には、すべてのSystemwalker Operation Managerのサービスが自動的に停止します。Systemwalker Centric Managerとの共存環境では、Systemwalker Centric Managerのサービスも停止します。そのため、稼働中のSystemwalker Operation Managerジョブが存在しないか確認してください。稼働中のジョブが完全に終了した後、アップグレードインストール、再インストールを実行してください。

まれにサービス停止に失敗したり、サービス停止が終了しなかったりする場合があります。そのような場合は、インストールを中断し、サービスを手動で停止してからインストールを再実行してください。

■アップグレードインストールについ

Systemwalker Operation Managerクライアント、Systemwalker Operation Manager環境設定クライアント、スケジュール分散環境設定クライアント、複数サーバ監視クライアント、ジョブスケジューラ情報印刷クライアントまたはスケジュール分散状況監視クライアントを起動している場合は、アップグレードインストールを実行する前に停止させてください。

起動したまま、アップグレードインストールを行った場合、インストールに失敗します。

■本製品とOSのアップグレードについ

本製品をV5.0L10以前からアップグレードし、OSもアップグレードする場合は、必ずOSをアップグレードしてから、本製品をアップグレードしてください。

■Windows(R) XP Service Pack 2、Windows Vista(TM)へのインストールについて

本製品をインストールする前に、Windows(R) XP、Windows Vista(TM)のComputer Browserサービスが起動していることを確認してください。起動していない場合は、以下の手順でComputer Browserサービスを起動してください。

◆Windows(R) XPの場合

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行]をクリックします。

    →[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [名前]に firewall.cpl と入力し、[OK]ボタンをクリックします。

    →[Windowsファイアウォール]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [例外]シートをクリックします。
  4. [ファイルとプリンタの共有]チェックボックスをチェックし、[OK]ボタンをクリックします。

    →Computer Browserサービスが自動的に起動されます。

◆Windows Vista(TM)の場合

  1. [スタート] ボタンをクリックします。
  2. クイック検索ボックスにfirewall.cpl と入力し、[OK]ボタンをクリックします。

    →[Windowsファイアウォール]ウィンドウが表示されます。

  3. [設定の変更]をクリックします。

    →[Windowsファイアウォールの設定] ダイアログボックスが表示されます。

  4. [例外]シートをクリックします。
  5. [ファイルとプリンタの共有]チェックボックスをチェックし、[OK]ボタンをクリックします。

    →Computer Browserサービスが自動的に起動されます。

■Webブラウザを使用している場合

IISのバージョン6.0を使用している場合は、アップグレード時にWEB連携の再設定が必要となります。以下の手順でWEB連携を再設定してください。

  1. アップグレード前に、WEB連携設定削除コマンド(IIS6.0用)を実行
  2. アップグレード後に、WEB連携設定コマンド(IIS6.0用)を実行

WEB連携設定削除コマンド(IIS6.0用)およびWEB連携設定コマンド(IIS6.0用)については、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。


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